アメリカンフットボールの日本選手権ライスボウルは、1月3日(月)午後2時から東京ドームで行われ、立命館大学パンサーズは、ドームを埋める大声援のなかで精一杯のプレーを行ったが、26対7と敗れた。昨年、一昨年とライスボウルで社会人を破ったパンサーズの先輩達や各年の甲子園ボウルまでに苦杯をなめてきた他大学の中心的先輩プレーヤー達で構成される社会人チームの覇者、松下電工インパルスは、開始直後からラン、パス共にパンサーズを圧倒。パンサーズは第4クォーターにキックオフリターン時のタッチダウンで上げた7点でかろうじてシャットアウトを免れた。学生相手の試合では経験したことのない各校OB社会人の壁の厚さに圧倒された苦い試合となったが、若い選手で構成されるパンサーズには、厳しい社会人生活の中でアメリカンフットボールを続ける困難さ、それゆえにひとつ一つのプレーを懸命に活かす粘りと執念にふれることが良い経験となって来期に繋がる筈。パンサーズの奮闘にあらためて心から感謝し、今季へ向け新しいスタートを切ろう。 | |
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