12月21日(土)午後1時、校友、出井寿典氏(S58文)が支配人を務める「宇都宮東武ホテルグランデ」において栃木県校友会が年次総会・懇親会を開催。当日はあいにくの冷たい雨だったが、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の関東各県校友会から各代表が参加、関東ブロック校友会の連帯の強さを示した。栃木県校友会は、在籍校友数は決して多くないが、ここ3ヵ年の新卒校友もそれぞれ参加するなど、親しみやすい雰囲気と強い連帯感で結ばれ、今回は約30名が参加、交流を深めた。京都からは、学園代表として40年間母校立命館大学で教鞭をとり、今年度末に定年を迎えられる前就職部長の中村義孝法学部教授が、校友会本部代表として安田祐造常任幹事会副議長(財務委員長)が、また会本部事務局からは志垣事務局長が参加した。総会の司会は、小林睦男県校友会幹事長(S56法:宇都宮市会議員)。はじめに高野雅文県校友会長(S34文:「馬頭院」ご住職)の開会挨拶、続いて中村前就職部長が学園近況、安田副議長が校友会の近況を報告、併せて会事務局から、去る11月2日(土)に京都駅ビルで行われた「全国校友大会」のビデオを上映、近況を報告した。 近年、栃木県校友会総会では、校友代表が記念講演を行うことが慣例となっているが、今回は、住友電工出身の水嶋申夫氏(S47営:㈱関東住電電子ワイヤー代表取締約社長)が、「龍勢の中国について」と題し、広東省(深セン市)への工場進出を直接指導した豊富な経験をふまえ、GNP世界第7位、実際の生産物量では既にわが国を超えて、なお8%の経済成長を続けている中国との関係について、新しい世界秩序のなかでわが国が共生の道を目指すべきであること、そのために十分な基本認識、基礎知識が必要であることなどについて熱弁を振るわれた。ちなみにご子息も理工学部大学院を修了し就職が決定したという立命ファミリー。 会場を変えた懇親会ではもはやお馴染みとなった校友演歌歌手千葉山貴公さんが登場、今年の歌い納めとしてデビュー曲「はまなす哀歌」ほかを熱唱。5時を過ぎて全員で応援歌を斉唱、最後は中村前就職部長のリードでエール、中締めを行い、二次会へと移行した。 | |
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