12月1日(日)午後1時、桜島を真正面に望む鹿児島市与次郎「サンロイヤルホテル」で鹿児島県校友会が年次総会・懇親会を開催した(参加者47名)。維新のふるさと鹿児島県は大藩島津家の旧領が基礎であり、離島を多く含むその広い県域は九州全土よりも広い。今回も錦江湾を渡り大隈半島から、また北は出水方面、南は種子島など遠方からの参加者が目立った。さすがに南限奄美大島地区からは今回は参加者がなく、おなじみの黒糖焼酎「れんと」が渡博文副会長のメッセージとして届けられた。総会には、大学を代表して角田修一経済学部長、校友会本部を代表して清家邦敏副会長・福岡県校友会長、会本部事務局からは志垣事務局長・学園校友課長が参加した。総会は、校歌斉唱に続いて松山保会長(S35法:鹿児島第一食販㈱代表取締役)からのご挨拶と来賓祝辞があり、議事は福元正人副会長(S38法)の会務報告、宮路禎一監事(S41経)の監査報告で無事終了、部屋を移しての懇親会となった。司会は巧みな話術で参加者の魅力を引き出す名調子、前迫栄二郎幹事長(S52営)。最長老の遠矢虎夫氏(S28法)、鹿児島の"寅さん"こと南日本新聞社監査役、福元寅典副会長(S47経)のご挨拶に続き、松村博久前会長(S33理:鹿児島大学名誉教授)のご発声で乾杯。語り部の尽きぬ鹿児島県校友会の大宴会が始まった。参加者は母校立命館を目指す進路指導とその実績で定評があるのみならず、松ヶ野正弘校長、川畑和美、野間口弘紀両教頭が揃って校友という出水学園出水中央高等学校の先生方、遠路鹿屋市から参加した浜田小学校校長で傍ら野球の審判員も務める西山忠行氏(S43法)、鹿児島空港ビル㈱常務の堀ノ内保典氏(S43文)、鹿児島県からは消防防災課長生駒正明氏(S49法)、農業経済課補佐の伊喜功氏、また伝統ある新田神社の宮司種子田敬氏(S49産)、単身赴任中の㈱マイカル九州隼人国分サティ店長末松裕氏(S45産)ら多彩なメンバー。学部毎に登壇して皆が近況等を語り合った。参加者の多くは、同ホテルでの椅子が足りないほどの二次会、さらに夜の街へ繰り出しての三次会へも参加、延々8時間もの間、母校の発展を喜び、校友会活動のさらなる活性化を目指す楽しく真面目な論議が続いた。 | |
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