去る8月7日、第34回塩田ゼミOB会を塩田親文先生、奥様参加のもと、東は北海道、西は福岡、大分より総勢27名参加を得て京都ホテルオークラにて開催いたしました。
第一部は、川端健嗣幹事(S48法)の司会で開会し、学園より立命館総長、校友会長、及び法学部同窓会長からの祝電披露、川端豊幹事(昭和48年卒)よりこの1年間の本会活動状況報告、本会運営にあたり法学部同窓会「活動補助制度」の助成を得ている旨、同左同窓会「終身会員」加入、活動への積極的な参加案内がありました。
その後、塩田親文先生より、最近の先生の近況などのお話をいただきました。
本年は立命館創始140年、学園創立110年目であり、また末川博先生ご逝去33回忌と節目の年にあたりますので、例年の発表に先立ち学園より法学部事務長、飯田正志様にお越しいただき、「立命館大学の入試制度について ― 18才人口激減の中での入学政策―」を演題に講演をいただきました。近年の志願者動向、入試方式の多様化はもとより、"卒業時の質保証"が求められている今日、その意義、取り組み状況を"立命館学力"とのかかわりを含めて説明いただき有意義な講演会となりました。又、講演後の質疑応答においても多くの質問が寄せられ、演題について参加者の関心の高さが伺えました。
引続き株式会社ヤマイチ取締役社長、奥山淳三氏(S33 法)より、「伝統的日本住宅について ― 改修現場からの考察 ―」と題した発表を行っていただきました。発表を通じて森林の適切な維持、管理、及び活用が二酸化炭素固定化を促し地球温暖化を回避するばかりでなく新規雇用確保が促されること、実例紹介を通じて間伐材、古材の利活用が新たな付加価値を生むことへの理解が深まりました。
第二部は会場を宴会場へ移し、加藤健二代表幹事(S39 法)の乾杯の挨拶、発声に続き塩田先生のお話、参加者の近況報告、交流等を通じて親交を深めました。
年一度の塩田ゼミOB会も瞬く間に終了時間を迎え、最後に参加者全員で円陣を組み応援歌、校歌を斉唱の上、本会が結成され早34年が経ち、この間学舎は広小路より衣笠へと移りましたが、恩師、塩田親文先生を中心とする絆は本会結成当時のまま繋がれており、これからも塩田親文先生のお教えを請いながら会員相互の絆を紡ぎ、会員自身と学園の成長、発展を願いながら来年の再会を約束して閉幕となりました。
その後先生御夫婦と有志20名程で祇園の方へ二次会に出掛けました。
最後になりましたが、本会運営、開催にあたり法学部事務室、飯田事務長様、同、河上様、法学部同窓会事務局、田村様、校友会事務局(校友・父母課)、高階・寺田・種村・森山・野村様、社会連携課、大場課長様、本会事務局を務めていただいております株式会社カワタキコーポレーション秘書課、山路様、同総務課、中村様にご協力、尽力いただきましたことをお礼申し上げます。