7月4日(土)、京都ホテルオークラにて第33回塩田ゼミOB会を開催した。
今回で33回目の開催となり、昭和33年より平成2年迄の幅広い卒業年次の会員が、遠くは北海道より30名参加した。
第1部は、川端健嗣幹事(S48法)の司会で開会し、加藤健二代表幹事(S39法)欠席のため川端豊幹事(S48法)の開会挨拶代読により、昨年度より創設された法学部同窓会「活動補助制度」にて助成を得ている旨の報告があった。
引き続きトヨタ車体企業年金基金前常務理事、高田之彦氏(S45法)より、「年金の資産運用について......この金融危機を乗り切る仕組み」を演題に講演を行っていただいた。講演を通じて年金制度体系、企業年金の意義、運営主体である年金基金の組織、受託者責任、昨年来の国内外株式・債権市場での株価、金利低迷の中、リスクヘッジを行いながらの資産運用配分、運用益確保等、金融工学の関わりを含めて有意義な講演会となった。
第2部は場所を宴会場へ移し、塩田先生のお話に続き、参加者の近況報告、交流等を通じて親交を深めた。年一度の塩田ゼミOB会も瞬く間に終了時間を迎え、最後に参加者全員で円陣を組み応援歌、校歌を斉唱の上、会は終了した。