令和元年(2019年)9月1日(日)15時より、京都市内の石長松菊園において、立命館大学百万遍寮・寮友会が開催され、来賓・校友あわせて29名が参加した。
百万遍寮・寮友会は、かつてあった百万遍寮に入寮していたことのある校友(寮友)による会で、二年に一度、全国各地から元寮生が集まって開催されている。
最初に参加者全員での記念撮影の後、真下忠幹事代表(昭和39年卒、法学部)より、「私たちが卒業して五十数年が経ち、学んだ広小路の学舎、百万遍寮は、今はもうありませんが、寮で過ごした経験が、その後のみなさんにとって大きな影響を与えたものと確信しています。ぜひ今日は昔話も含めて大いに盛り上がり、楽しいひと時を過ごしましょう。」と開会の挨拶が述べられた。
その後、卒業年次順に、田中貢氏(昭和31年卒、経済学部)を皮切りに、参加者一人ひとりから当時の思い出や近況の報告があった。入学当時のことや寮生活の思い出、現役時代の仕事のことや現在も仕事を続けていること、家族や健康の話、趣味の話など、多岐にわたる話題が飛び交い、参加者はそれぞれ楽しく耳を傾けた。
続けて、学園を代表して、学校法人立命館総務部長の木田成也氏より、最近の学生・生徒・卒業生の活躍とともに、今年1月に新総長に就任された仲谷善雄総長のイニシアティブにより、SDGs(持続可能な開発目標)の推進や知の見える化プロジェクト等に取り組んでいること、4月にグローバル教養学部が開設したことなど、学園の近況を報告した上で、「ここまでの発展は、卒業生の皆様の母校ならびに在学生へのご支援の賜物です。今後、引き続きのご支援、ご協力をお願いします。」と、立命館学園への日頃のご支援に対する謝辞が述べられた。
その後、田中貢氏による乾杯の発声により、懇親会が始まった。卒業年次順に設定されたテーブル毎に懇親が深められ、それぞれのテーブルから楽しそうな談笑が広がり、懇親会場は大いに盛り上がりを見せた。最後に全員で校歌、寮歌を斉唱し、森繁秋氏(昭和42年卒、経済学部)による中締の挨拶で、お開きとなった。
翌日、校友会事務局を来訪し、参加者一同から母校・立命館の校友会未来人財育成基金へ寄付金の贈呈がおこなわれた。