11月23日(祝)午後5時から、別府市の「つるみ荘」で大分県校友会が年次総会・懇親会「All-Rits大分県校友大会」を開催し、57名が参加した。前段の午後4時からは立命館アジア太平洋大学(APU)の福谷正信教授による特別講演会「グローバル視点からみるアジアとの共生へ~日系企業の現地化<知識人材>育成~」が催され、グローバル時代におけるAPUの役割などを交えた講演に、参加者は真剣に聞き入っていた。 総会は岡崎信行会長代行(S41法)が司会進行し、校歌斉唱後、ご逝去された木本康郎顧問(S30経)への黙祷が捧げられた。その後、今期で退任する松岡征一朗会長(S39法)が「多くの仲間に支えられたことに感謝し、今後も大分県校友会と母校立命館の発展に寄与したい」と挨拶した。総会議事は、藤田良光顧問(S33理工)を議長に、岩本澄樹会計幹事(S51産社)の事業報告・計画、及び決算報告・予算案、深田宏会計監査(S52法)の監査報告が粛々と進められたほか、佐藤昌彦幹事長(S52経)から、役員改選に伴って、新会長として岡崎信行氏が提案され、全て拍手で承認された。 その後、2期4年間会長を務められ、新たに顧問に就任された松岡前会長に、清家邦敏校友会本部副会長から感謝状が贈られた。松岡顧問は「4年間、貴重な経験をさせて頂いたことに感謝します。新会長の下、念願である若い人の参加を推し進めてほしい」と述べられ、岡崎新会長は「インターネットを活用するなどして、これまで以上に若い人が参加メリットを感じられる企画を提案していきたい」と抱負を語った。最後は佐藤幹事長が「新会長の下、ホームページの立ち上げなど、積極的に若い人が参加しやすい会へと発展させたい」と述べ、議事を締めくくった。 議事終了後、学園を代表して本郷真紹副総長が59名の合格者を出した司法試験結果や生命科学部と薬学部の新設、さらに全日本大学女子駅伝3連覇を果たした女子陸上競技部、秋季リーグ優勝を果たした硬式野球部などの事例を挙げながら母校の近況をご報告され、「正課で得られる知識と課外で得られる経験を融合させた環境整備を行い、APUとともにグローバルな社会で活躍できる人材を校友の支援の下に輩出していきたい」と述べられた。続いて、清家校友会本部副会長が、先日開催された福岡県校友会について報告し、塩田邦成APU事務局長と武田敦校友会本部事務局長からも大学と校友会の近況報告が行われ、総会が終了した。 懇親会は中野秀勝顧問(S33法)の挨拶と乾杯で開宴し、祝電披露に続いて、二宮清行同志社校友会大分県支部長と足立昌介大分県庁校友会長(S50産社)からの祝辞があった。途中、インド出身のバルティ・アフジャーさん(APUアジア太平洋学研究科博士前期課程1回生)がインド舞踊を披露。会場は神秘的な空気に包まれ盛大な拍手が沸き起こった。このほか、校友の仕事紹介や名刺交換など、盛んな交流が展開された。最後は、石川征仁副会長・元応援団団長(S42法)のリードによる恒例の校歌・応援歌の斉唱が行われ、参加者全員が輪になって肩を組み、声高らかに斉唱し、中締めとなった。 なお、本部事務局からは武田事務局長のほか、大西克樹事務局員が参加した。 | |
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