2012年4月7日(土)18時30分より、大阪天満天神繁昌亭にて「第六回立命寄席」が開催された。 立命館大学落語研究会OBで、上方落語界で活躍中の桂塩鯛・桂小春團治両師匠による「立命寄席」は毎年好評を博し、今年で6回目を迎えた。2009年からは立命館大学校友会の「近畿ブロック文化事業」と位置づけて開催されており、学生スポーツのアメリカンフットボール・野球・駅伝等の試合観戦、応援といったスポーツイベントとならび、校友相互の交流の場としての機能が定着してきている。
今年も150名の校友席確保分がほぼ完売し、辻寛兵庫県校友会長、渡邉申孝奈良県校友会長を始め、近畿ブロックの各校友会関係者が多数参した。開演前には当日券を求める人で会場前に列ができ、1・2階の座席に人が溢れ、通常席以外の座席も用意され、立命館大学落語研究会の現役学生も含めて約200名が観覧した。
開演後、桂塩鯛師匠が寮歌、桂小春團治師匠が応援歌バージョンの出囃子という粋な演出で登場、それぞれ「愛宕山」「アーバン紙芝居」を臨場感たっぷりに熱演した。さらに中入り後は、塩鯛師匠が「読書の時間」、小春團治師匠が「親子茶屋」をテンポ良く演じ、参加校友はその卓越した芸に引き込まれ、客席からは大きな笑いが何度も巻きおこっていた。また、茨木市在住の塩鯛師匠が、2015年開設予定の大阪茨木新キャンパスの話題について紹介するなど、「立命寄席」ならではの母校立命館の香り溢れる一味違う内容に、最後は万雷の拍手によって幕が下りた。
なお、立命館大学校友会本部事務局からは村上吉胤校友・父母課長、大西克樹課員、舩尾優一課員が参加した。