6月8日(日)午後2時から、静岡市のクーポール会館5階において、静岡県校友会「ALL-Rits校友の集い2008」が行われ、約60名が参加した。併せて、本郷真紹立命館大学副総長・文学部教授の講演会「日本古代の政治と宗教―日本的祭祀の原点―」も行われた。静岡県校友会は、県内各地域の校友組織、富嶽会(大石育三会長・S42経、大石ビジネスコンサルティング)、駿府会(村田明聡会長・S40経、独立行政法人雇用能力開発機構)、浜松会(吉崎啓次会長・S40理工、毎日企業株式会社)の連携を軸に活動しており、今回の県総会は駿府会がホスト役となって開催された。校歌斉唱の後、富嶽会、駿府会、浜松会の3校友会長が紹介され、大石会長の開会挨拶の後、校友会本部を代表して西村義行副会長(S35経)が祝辞を述べられた。続いて、本郷副総長による「生命科学部転籍問題」についての説明と、記念講演が行われた。講演では自然崇拝から神の成立、蘇我氏・聖徳太子と仏教の伝来、大王と仏教、律令国家の成立と宗教政策、そして神仏関係の新展開といった、国家仏教の変容に至るところまで話され、参加者は日本人の宗教観や考え方の根幹をなす神仏の関係を興味深く聞き入っていた。この後、会場を3階に移して開かれた懇親会では、演歌歌手の千葉山貴公さん(H13文)が神奈川から駆けつけ、オリジナル曲と「昭和の歌謡曲メドレー」を披露した。また、全員参加のクイズ大会も行われ、静岡県校友会「ALL-Rits校友の集い2008」を記念した焼酎が販売されるなど、和やかな交流会となった。さらに、平成10年以降の若手校友が紹介され、最後はメンネルコールに所属していた佐藤友清さん(S42経)のリードで応援歌を斉唱し、二次会へと移行した。なお、事務局からは田中稔校友・父母課長(S49営)が参加し、近況を報告した。 | |
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