産経新聞社、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所が主催となり『字統』『字訓』『字通』の字書三部作を著し「白川文字学」を打ち立てたことで知られる文化勲章受章者、故・白川静さんの生誕100年を記念し、「創作漢字コンテスト」を実施します。
漢字はもともと4千年前の中国で、事物を写すことを中心にして作り始められました。その後わが国でも「人」と「動」を組み合わせた「働」、「山」を「上り下り」するところからできた「峠」など、多くの漢字(国字)が創案されています。いま私たちが享受している豊かな漢字文化は、いうなれば日中の先人らによる「創作のたまもの」でもあります。
そこでコンテストでは、「100年後まで残る漢字を作ってみませんか」をキャッチフレーズに、設定されたテーマに沿う斬新な「創作漢字」を募集します。「こんな漢字があればいいな」と思うような作品を奮ってお寄せください。
テーマは「世相」「生活」「夢」のいずれかです。新たな発想による創作漢字で、世相や生活、夢のひとこまをすくい上げてみてください。
応募作品は立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所所長の加地伸行さんを審査委員長に、作詞家の秋元康さんらが審査します。最終審査の結果は5月に産経新聞のほか、産経グループ各紙でも発表する予定です。
応募要領はこちらのページをご覧下さい。