6月25日(土)17時から「平成23年度高知県校友会総会・懇親会」が、明治7年創業、龍馬が生まれたまちに建つ老舗ホテル「城西館」において、来賓を含め54名が参加して開催された。
西山陽典事務局次長(S39法)の司会・進行により開始された第1部総会では、最初に森山泰宏会長(S42法)が登壇。「今年は来賓として、大学代表、校友会本部、父母教育後援会高知県委員2名と、9名の初参加の校友をお迎えして開催できることを大変嬉しく思う。昨年来の取り組みとして、①昨年10月に開催された『オール立命館校友大会2010 in 福岡』での熱気溢れる会場の様子、②今年6月4日に朱雀キャンパスで開催された『立命館大学校友会幹事会』の様子、とりわけ川口総長から「立命館学園のビジョンと中期計画」について報告された内容に関って、【学園として、教えることも大事だが、学生が主体的に学ぶことを大切にしている】との説明に、力強さを感じた」と挨拶を行なった。続いて来賓紹介が行なわれた。
続いて議長に平井雅章事務局長(S42経)を選出して議事が行なわれた。平成22年度の活動報告、会計報告、高知県校友会の現状と課題、山中健資(S40営)監事による会計監査結果などがそれぞれ報告・審議され、いずれの議案も全て承認された。
その後、来賓の國廣敏文・学生担当常務理事より祝辞と挨拶があった。挨拶では「今とこれからの立命館」と題して、立命館の近況、学生の活躍状況、立命館のネットワークづくり等について詳細に報告がなされた。引き続き、縄本敏・校友会本部事務局長より祝辞と挨拶。挨拶の中で、校友会として取り組んでいる東日本大震災復興支援の取り組み、校友会の概況、10月29日に開催する「オール立命館校友大会2011 in 京都」等について報告があった。引き続き、今回初めて参加された9名の校友の方からそれぞれ自己紹介が行なわれた。
第2部では、土佐の歴史の語り部として活躍している講談師の小浜亭馬楽さん(本名:島本茂男氏<S61文>)が登壇。土佐の戦国武将であり、土佐をおさめ、四国をつかみ、天下をにらんだ長宗我部元親(1539~1599年)の足跡について熱演した。参加者は身振り手振りを交えた小浜亭馬楽さんの力を込めた話に、熱心に聞き入っていた。
なお、小浜亭馬楽さんより、今後も校友の方に話をさせていただきたいこと、土佐物語を現代語に訳しており今後発表する場の協力をお願いしたい、との協力依頼があった。
参加者全員による記念撮影終了後、第3部の懇親会に移った。最初に父母教育後援会高知県委員の和田清歳氏の来賓挨拶に続き、前高知県校友会会長の松岡昭臣氏(S31経)の音頭により乾杯。
今回の総会には最年長で参加された森下幸男さん(S21文)を筆頭に、女性6名を含む50名超が参加した。会場に用意された5つの着席テーブルでは、次々と参加者が入れ替わるかたちで懇談が進行。初参加の校友の方を交えながら、世代を超えた交流がいたるところで見られたほか、懇親会の途中では、デジタルフォトフレーム10台の抽選会がテーブルごとに行なわれるなど、大いに盛り上がりを見せていた。
中締めは、平井事務局長の呼びかけで若手校友ら8名が壇上にあがり、高知新聞社勤務の川戸未知さん(H13政)のリードによりアカペラで全員が校歌と応援歌・グレータ立命を大合唱。今年は若手校友、女性校友の参加者が昨年より大幅に増員したこともあり、おおいに盛り上がりをみせる中、お互いに来年も参加することを誓いながら終宴となった。