9月27日(金)18時からレストラン菊水において、立命京滋観光の会が第27回総会を開催した。
第1部の総会は石谷彰男氏の司会進行で始まり、まずは佐竹力総会長の開会宣言があり、続いて佐竹会長から事業報告および決算報告があった。監事の伊香英三氏の監査報告を経て、これらの議題を拍手で承認し、あらためて佐竹会長の挨拶となった。その中で佐竹会長は、京都を訪れる外国人観光客が激増しているが今後は国内外の観光客を問わず、さらに心温まるおもてなしで対応していきましょうと挨拶をされ、引き続き観光の会の発展に向けて力を合わせていきましょうと述べられた。
その後、立命館大学文学部の山崎有恒教授が、「明治天皇の即位と東京遷都 ~京都は大騒ぎ~」のタイトルで講演を行った。専門は日本近代史。その名声はテレビ出演等全国でも群を抜き学外での文化・教養講座に登場されると会場はすぐに満杯となり、大学でも常に魅力あふれる講義を展開され学生からの人気は突出している。今回の講演も1時間以上にわたったが、会場の参加者は終始、山崎先生に目を向け集中してメモをとり、時間が経つのを忘れて聞き入った。
第2部の懇親会では、冒頭に校友会事務局の布施亮介が大学・校友会の近況を報告し、祝電披露後、中村和歳氏が声高らかに乾杯を発声し開宴となった。懇親会では学生が奏でるクラシック音楽の中、司会の石谷氏の指名によるスピーチ、参加者の活発な交流が行われ、終盤ではレストラン菊水の奥村洋史代表取締役によるデザート作り体験が始まり女性3名が笑顔一杯で登場、実体験で素晴らしいデザートが完成した。立命京滋観光の会の特徴を活かした企画に、会場は明るい笑い声と温かい大きな拍手に包まれて盛り上がりは最高潮に達した。最後は仲治實氏が閉会の辞として10月19日の100周年記念校友大会への参加を呼びかける等ご挨拶をされて、お開きとなった。