2011年11月20日(日)14時から、三日市の森「樟泉閣」(静岡・富士市)において、39名(来賓6名除く)の参加者を集めて、「立命館大学静岡県校友会総会」が開催された。
第1部の総会は、村上益男 静岡県校友会幹事・富嶽会幹事長(1975年文)の司会で始まり、参加者全員で黙祷を捧げ、来賓紹介が行われた。その後、大石育三静岡県校友会会長(1967年経済)が「横に長い県であるが、静岡県一体となって盛り上げたい」と挨拶を述べ、佐藤友清静岡県校友会事務局長が「平成23年度事業計画」を報告し、本郷真紹立命館副総長と林幸雄愛知県校友会会長・校友会副会長が来賓を代表して挨拶をした。続いて、祝電が披露された後、吉崎啓次前静岡県校友会副会長・前浜松会会長(1965年理工)の長きの功労を讃え、大石育三会長から感謝状が渡された。(吉崎前会長ご欠席のため、舩越弘光静岡県校友会幹事・浜松会事務局長(1985年経営)が代理で受取った。)その後、大西克樹校友・父母課員が立命館学園や校友会の最新情報を映像とともに紹介して第1部は終了した。
続いて、第2部の記念講演は、本郷副総長が「古代史における駿河とのかかわり」と題して日本霊異記の上巻・中巻・下巻から現在の静岡にまつわる4つの話をされた。静岡を軸としながら、仏と神の本質やイギリスでの宗教観、古代中国との関係なども交え、難しく感じる古代にまつわる文書を現代風の表現に置き換えて、分かりやすく解説し、90分間の講演は、あっという間に終わった。
そして、第3部の交流・懇親会は、野中英明静岡県校友会副会長(1970年経済)の開会のことばに続き、中山一幸三重県校友会会長(1957年法)の挨拶のあと、今回参加者の最も先輩であった龍武一郎さん(1952年法)の威勢のよい乾杯という声で始まった。今回、初参加者は8名、そして2000年以降の参加者が12名と大きな変化があった。しばらくして、参加者一人ひとりが簡単な自己紹介をしたりして交流会は進み、「リコネクト東海ののような若手校友の活動を静岡でも」との思いから、静岡県でも若手を集めた独自の活動がスタートすることなどが紹介された。また、謎のイエローマンなる人物が登場して若い参加者に檄を飛ばしたりして笑いをとり、富士山キャップを被ったメンバーが、地元富士の商品が当たるビンゴゲームをリードし、最後に鈴木孝治さん(1978年産社)リードのもとグレーター立命を全員で大合唱して無事に終了となった。
なお、校友会事務局からは大西克樹校友・父母課員が出席した。