10月31日(土)午後4時30分から、京都ガーデンパレスにおいて、機友会京都支部が第8回総会を開催した(参加者約20名)。第1部の総会は、境田彰芳庶務幹事(S61院工博)が司会進行を担い、佐々浪元彦京都支部長(S38理工)が野球部の優勝というホットニュースを交えた挨拶で開会した。
来賓として、関東から駆けつけた大内章機友会会長(S37理工)は近況報告に加え「立命館大学の躍進は定年後も全国で頑張っている校友の力に支えられている」といった"校友力"について触れられたほか「感動・感激や希望の大切さ、無理や無駄な使い道はしないこと、不精はしないことも生きていく上で重要だ」と述べられ、多くの出席者がメモをとられていた。校友会活動と学園の近況については、本部事務局から参加した布施亮介社会連携課長が報告、総会議事が進められた。
事業報告は境田庶務幹事、会計報告は野崎峰男会計幹事(H1院理工)が説明し、それを受けて南達雄会計監査(S42理工)が会計監査報告を行い、すべて全会一致で承認された。その後、理工学部教授の坂根政男顧問(S54院工博)が総合理工学院長の立場から理系学部の近況、とりわけグローバル30や難関国家試験の合格状況、スポーツ健康科学部の開設等について詳しく説明をされた。最後に、佐々浪支部長から役員改選および今後の活動方針について提起があり、第2部へと移行した。
第2部の講演は、毎回趣向を凝らした内容で実施しているが、今回は立命館大学政策科学研究科の佐和隆光教授(元京都大学経済研究所所長)を招待しての講演。演題は「人類の生存を脅かす9つの危機」で、プロジェクターを用いたグローバルなお話しを展開され出席者は熱心に耳を傾けていた。
引き続いて行われた第3部の懇親会では、司会進行を野崎会計幹事が務め、佐々浪支部長の声高らかな乾杯発声を機に、懇親、交流となった。時が過ぎるのも忘れ、同窓生や恩師の話題に盛り上がり、また大学の近況などに対しても意見交換を行った。さらに、来年6月のホームカミングデーについての期待なども含め活発な交流展開され、終始、和やかな雰囲気の中、絆を深め散会した。