7月17,18日に高雄(台湾)で行われた第8回ワールドゲームズ2009(相撲競技)に、本学相撲部の島子隆司(産3)が軽量級日本代表として出場した。
軽量級は17日に、各大陸相撲連盟(6大陸)から選抜された2名と、国際相撲連盟から選抜された4名のトップ選手16名がトーナメント(ダブル・レペチャージ)で戦った。予選では、ロシアの選手に敗れたもののアメリカ・オーストラリア・エジプトの強豪選手に勝利し、ファイナルステージに進出した。3位入賞が期待できたがモンゴル代表選手に引き落としで敗れ5位に終わる。
翌日18日に行われた無差別級は、体重別ではなく相撲の醍醐味である軽・中・重量級に出場したすべての選手がトーナメント(ダブル・レペチャージ)で戦った。
そこでも島子選手は優勝候補である重量級選手(ロシア)を持ち前のスピード相撲で翻弄し勝利するなど、会場を沸かせファイナルステージに進出。ファイナルステージでは3位決定戦進出をかけての日本人選手同士の対戦に勝利するが、その対戦で右肩じん帯を損傷し救急車で病院に搬送されることになり3位決定戦は棄権した。
小兵の島子(170cm・85kg)が無差別級で桁違いの体格・パワーを誇る外国人選手に、技とスピードで立ち向かい勝利する姿に観客は熱狂し、会場は拍手に包まれた。観客も「相撲・SUMO」の醍醐味を堪能した様子だった。