10月27日(土)午後5時30分から、たかつき京都ホテルにて、「第7回 /平成24(2012)年度 立命館大学高槻島本校友会総会」が開催された。校友とその同伴者および大南正瑛元立命館総長(現立命館名誉役員)はじめ大阪校友会、関西大学校友会高槻島本支部、関西学院同窓会高槻島本支部、高槻島本同志社クローバー会、立命館学園からの来賓ら総勢87名が出席した。
第一部の総会は、由岐英副会長('86経済)の司会で進行し、更谷孝会長('65文)の挨拶に続いて、役員選出、役員紹介、事業報告・会計(監査)報告が行われた。
来賓の入場のあと、第二部は、吉田定雄常任幹事('69産社)の司会により進行、まず参加者全員で「立命館大学クラシックギタークラブ」の伴奏に合わせて校歌を斉唱した後、いよいよイベントプログラムがスタートした。
1つめはカントリーミュージック。1960年ごろより全国の若者の間に一大旋風を興したアメリカンミュージックの一種であるブルーグラスミュージック、その先鞭をつけた立命館大学軽音楽部のサニー・マウンテン・ボーイズのメンバーである井上正彦さん('66経営)、三橋秀樹さん('67経営)、山田忠輔さん('67文)、亀井慧さん('70文)、中進一郎さん('70経済)、照屋康一さん('85経済)らが登場、「テネシーワルツ」や「カントリーロード」などポピュラーなナンバーも交えた美しい歌声と息の合った演奏が披露され、会場は楽しい空気に満たされた。
2つめはフラメンコ。現役の学生団体「ソンソネーテ」のメンバー6名とクラシックギタークラブのギタリスト4名が登場しフラメンコを披露、鮮やかな衣装に身を包んだメンバーが、悲哀と情熱に満ちた歌声とギターの音色に乗って巧みなステップを踏み踊るステージに、会場から大きな拍手が送られた。
第三部の懇親会は、赤松正則常任幹事('72経済)の司会で進行、大南正瑛立命館名誉役員からの祝辞と乾杯発声でスタートした。
懇親会の冒頭では、今村正治立命館総合企画部長より「「茨木キャンパスを含む立命館学園の総合的新展開」についてを軸に母校の近況報告が行われた。また、渡辺三彦本部校友会財務委員長からは「大学の有する知的財産の活用について」、壷井由紀校友・父母課長補佐からは、校友会本部による東日本大震災復興支援事業についての取組み状況や、いよいよ本格始動した「未来人財育成基金」についての説明と呼びかけがなされた。
参加者は歓談するなかで、旧交を温めたり世代をこえた新たな出会いを楽しむなどして、会場は大いに盛り上がり、各テーブルでは、記念の写真を撮影をし合う姿が見られた。谷知昭典副会長('64経済)の中締めの挨拶、応援歌斉唱、万歳三唱と続き閉会となった。
会場では昨年に引き続き、東日本大震災義援金募集の取組みが行われ、総額41.564円の上る温かな支援が寄せられた。