10月17日(土)午後5時より、福岡市天神のソラリア西鉄ホテルにて、「第60回福岡県校友会総会・懇親会」が開催された。前田康敏副会長(S39経)の開会の言葉で始まった第一部総会は、昨年に引き続きRBC出身の木部香里氏(H20政)が司会進行を担当。冒頭、校歌斉唱、物故者への黙祷が行われ、主催者を代表して清家邦敏福岡県校友会長・校友会本部副会長・九州地区連合会会長(S36経)が挨拶を行ったのち、平成20年度の事業・決算報告、平成21年度の事業計画・予算案、久間康弘監査(S63産)による会計監査報告が全て拍手で承認され議事を終了、百武喜美男副会長(S35理工)の閉会挨拶により総会は終了した。
ついで第二部は来賓の紹介(30名)が行われ、まず、長田豊臣学校法人立命館理事長より、新司法試験や国家公務員Ⅰ種など難関試験の合格者の状況、留学生30万人計画の実現に密接に関連する「国際化拠点整備事業グローバル30」に採択されたことなどが報告され、来春新たにBKCに開設予定のスポーツ健康科学部の紹介に触れ、「立命館は多様性と創造性を尊重し、潜在的能力を引き出す教育・研究により、社会に貢献する人材を今後も輩出し続けていく」との力強い抱負が述べられた。モンテ・カセムAPU学長、西村義行校友会本部副会長からの挨拶ののち、校友会本部からの福岡県校友会への賛助金の贈呈、ならびに福岡県校友会から学校法人立命館に対する寄付金の贈呈が行われ、第二部は終了した。
第三部は、今村由美氏(H16法)の司会進行のもと、清家会長の「今回の総会には、県内各地から幅広い世代の方が多数参加されている。ぜひこの集いの場を楽しみ交流を深めてほしい」との挨拶、昨年行われた津軽三味線コンクール全国大会で一位・文部科学大臣賞を受賞されたAPUOGの鈴木利枝氏(H21APS)の演奏を経て、40年近く継続して校友会活動に参加されている伊豆善也理事(S27経・元福岡県議会副議長)の乾杯発声により懇親会がスタート。広い会場一杯に設置された各テーブルでは、250名強を数える参加者による活発な交流が繰り広げられ、今回はじめて参加した校友約40名による一人ひとりの自己紹介、本学校友の水田章雄選手が活躍する福岡ソフトバンクホークスのサイン入り野球グッズオークション、空クジなしの豪華商品抽選会など、多数の企画が次々と展開され、会場は大いに盛り上がった。
会の終盤、福岡県校友会事務局メンバーが1週間かけて手作りで製作した『来年は「オール立命館2010in福岡」&APU開学10周年記念in大分』の看板がステージ上に掲げられるとひときわ大きな歓声があがり、その影響か看板が落下するというハプニングはあったものの、男性校友有志が看板を胸に掲げ力強く支えるなか、星飛雄馬氏(H10営)のリードによる応援歌斉唱・関関同立各校へのエール交換が行われ、締めくくりに森下良吉理事(S46営)の「博多手一本」にて閉幕となった。
なお、校友会本部事務局からは、武田敦校友会事務局長・社会連携部次長、村上吉胤校友・父母課長、ならびに野村慶人、大西克樹の2名の校友・父母課員が参加した。