2011年5月21日(土)18時30分より大阪の天満天神繁昌亭にて「第5回立命寄席」が開催された。立命館大学落語研究会OBで、上方落語界でご活躍中の桂塩鯛・桂小春團治両師匠による「立命寄席」は今年で5回目、2009年からは「立命館大学校友会近畿ブロック文化事業」と位置づけ開催されている。後輩の現役学生のアメリカンフットボール部や野球部の試合観戦、駅伝応援等のスポーツイベントとならんで、立命館大学校友の交流の場として定着してきている。
今年も150名の校友席確保分が完売し、村上健治副会長(大阪校友会会長)など、校友会本部や近畿ブロックの校友会関係者が多数参加した。また、開演前には当日券を求める人が会場の前に列をなし、最終的には立命館大学落語研究会の現役学生を含めて約200名が観覧した。
桂塩鯛・桂小春團治両師匠が出囃子にのって登場すると、それぞれ「青菜」と「大名将棋」をテンポよく熱演された。さらに中入り後は、塩鯛師匠が「鹿政談」、小春團治師匠が「漢文落語「失恋飯店(ハートブレイク・ホテル)」」で素晴らしい話芸を披露され、集まった観客からは何度も大きな笑いの渦が巻き起こった。舞台では、立命館大学校友会贈呈のえんじ色で「立命館大学校友会」という文字がプリントされた座布団が使用され、話のネタとしても取り入れられた。また、間奏ではグレーター立命の三味線バージョンが演奏されるなど母校立命館や校友会を感じさせる粋な計らいに溢れ、最後は客席からの盛大な拍手で幕が下りた。
なお、校友会本部事務局からは野村慶人課員と舩尾優一課員が参加した。