2013年3月14日(木)、ホテルグランヴィア京都で、立命館大学校友会主催「2012年度卒業50周年記念祝賀会」が開催された。今年卒業後50周年の節目を迎える、1963年卒業の校友287名が、半世紀の時を超えて学生生活を過ごした地に集った。
第一部は、坂本和一立命館大学名誉教授・百年史編纂室顧問による記念講演。「立命館の学園創造―この半世紀―」と題した講演では、参加者は70分間で立命館の現在までの70年間を懐かしく振り返ると同時に、立命館のこれからについても関心を深めた。第二部は、応援団のリードによる校歌斉唱でスタート。山中諄校友会会長('65経済)が「先人の皆様の努力のおかげで、立命館は今、非常に頼もしい大学になりました。立命館スピリットを今後も大事にし、皆様にも学園の発展にご協力をお願いしたい。今日は短い時間ですが、旧交を温めながら様々に情報交換していってください」と式辞を述べ、続いて川口清史立命館総長から来賓を代表して挨拶があった。長田豊臣立命館理事長の乾杯発声で歓談が始まると、あちこちで旧友との久々の再会を喜ぶ声が上がり、会場内はたくさんの笑顔であふれた。会の終盤には、参加者を代表して理工学部卒業の佐伯希彦さん(校友会常任幹事、総務委員)から開催への謝辞が述べられ、応援団が再び登壇し、日頃の演舞・演奏を再現した「ファイトオンステージ」を披露。盛り上がりの中、寮歌と応援歌を斉唱し、髙木茂太市校友会顧問('63院法)の中締めの挨拶で、大きな拍手とともに会は幕を閉じた。
当日は、現在校友会が取り組む「校友会未来人財育成基金」への協力呼びかけもあり、会場入口のブースには基金の趣旨に賛同した参加者が駆けつけ、たくさんの支援が寄せられた。