来る4月1日日曜日、京都市上京区の大本山清浄華院御影堂において、立命館大学能楽部OB有志および現役学生による『奉納 謡曲・仕舞の会 謡曲「泣不動」復興奉納』が開催される。
今回の奉納は、約50年前の本学能楽部黎明期、道場(練習場)の確保に悩んでいた現役学生が、当時の広小路キャンパスに程近い浄土宗大本山清浄華院の方丈を借りて稽古をはじめたことを縁として開催されるもの。
本年は浄土宗の宗祖法然上人八百年大遠忌法要にあたるため、能楽部OB有志が謡曲『泣不動』を奉納上演することになった。謡曲『泣不動』は、清浄華院に伝わる重要文化財の絵本著色「泣不動縁起」絵巻を題材にしており、永らくの間廃曲となっていたものを、能楽部OB有志がこのたびの奉納にあわせて復興した。
当日は清浄華院と「泣不動尊」をつうじて縁深い「三井寺」などの謡曲・仕舞もあわせて奉納され、能楽部OBと現役学生が多数出演する。
開演10時30分(終演17時頃)、入場無料、お茶席も用意される。詳細は、チラシPDF、もしくは浄華院のホームページにおいて確認することができる。
※能楽部OB会達富允彦さん(1963経済)佐竹康男さん(1968経営、能楽部OB会長)からの情報提供により記事を掲載いたしました。