2012年6月9日(土)15時より、「大津プリンスホテル(滋賀県大津市)」において、「滋賀県校友会第32回総会・懇親会」が開催され、昨年の3倍以上となる合計180名が出席し、BKCや立命館守山中学校・高等学校からも13名の役職者が出席した。
下村哲也事務局長(1984年・経済)が司会を務め、柊勝次滋賀県校友会会長(1963年・法)が冒頭挨拶を行った。柊会長は、「1万4千人の会員がいるここ滋賀県で、どうすれば会員の1%の方に参加してもらえるのかということを考えた。その結果今日は、見事に1%以上の方にご参加いただけたことをとても嬉しく思っている。同じ母校出身の滋賀にいるもの同士、あらゆる枠を越えて交流を深めて欲しい。」と話した。その後、来賓を代表して、渡辺公三立命館副総長と林幸雄校友会副会長が挨拶を行い、出席の来賓紹介と祝電が披露された。
続いて、井上敏夫幹事(1955年・法)が議長に選出され、第1号議案「平成23年度事業報告と収支決算承認の件」、第2号議案「平成24年度事業計画と収支予算(案)提案の件」、第3号議案「役員改選の件」が審議され、全て拍手をもって承認された。また、「会則の変更について」報告があり、こちらも了承され、総会は終了した。
その後、講演会が開催され、木津川計氏(『上方芸能』発行人・元立命館大学教授)が「『父帰る』~父は今も帰れるか」と題して、菊池寛の「父帰る」と、国内外で多数の賞を受賞した「おくりびと」の登場人物の心情をねて解説し、時代背景が表す親子の関係を面白くも分かりやすく紐解いた。
続いて行われた、懇親パーティーは、福島昭氏(1958年・法)の乾杯発声で始まり、場内では柊会長の挨拶通りに、枠を越えた交流が盛んに行われていた。途中、チアリーダーと応援団長による演舞があり、その後、参加者全員がグレーター立命と校歌を斉唱し、一気に盛り上がった。最後に、辻淳夫幹事(1966年・経済)が「来年は、今年以上に声をかけあって、200名を超える会にしよう」と力強く呼びかけて、会は盛況のうちに無事終了した。
なお、校友会事務局から田中康雄校友会事務局長・社会連携部長、大西克樹校友・父母課員が出席した。