このたび、校友会本部広報委員長の中村和歳さん(S36/1961文)より、先日開催された文学部英米文学専攻OBOG会の開催報告が寄せられましたので、下記にご紹介いたします。
去る9月23日(祝日)、京都のガーデンパレスで参加者15人の参加を得て、第38回立命館大学文学部英米文学専攻OBOG会が、親しくしかも和やかに開催された。昨年の奈良での開催に続き、1950年代~60~70年代に学部を卒業された同窓生が一年ぶりに再会した。
永井副会長の開会の言葉で今年度の同窓会を開始、杉山泰会長の挨拶およびこの1年間の活動報告があり、英米文学同窓会の近況と名簿の整理の進行状況そして、大学の近況、今の後の同窓会の在り方についての基本的な考えなどが披露されたのち、充実の内容に彩られた同窓会会報25号発行、新入会員の勧誘の状況、そして、立命館大学校友会(同窓会)への参加など、活動の様子が報告された。続いて、会計の加藤さんから会計報告が行われ、ついで会計監査報告が行われた。
次に、2011年度立命館大学英米文学同窓会の活動方針が会長から提案された。当面する課題の提案:①会員増が困難、②1971年卒の役員の改選提案、③(この体制の継続の場合)事務局の確保と事務局担当の選出、④会費収入増の問題―会報すら発行困難に、などが提案された。【これらの課題については、懇親会の後、河岸を変えて参加者全員でこの現状を今後の1年で改善策を模索する=専攻独自の同窓会は解消するのか、校友会本部に引き渡す方策はあるのかなどを真剣に討議した】。
懇親会に移り、石山副会長の発声で懇親会を開会した。参加者は、夫々近況を語り、遠くは三重県、奈良県、兵庫県から同窓会のことを思い参加された方々がおられた。参加者が異口同音に母校の懐かしい同窓会のことを語るなど、懇親会は和やかに進行された。中には、このたびの台風の被災を受けて、書籍などすべてを流失した態で参加された方もおられた。
この同窓会は、何としても継続したいと参加者皆が願っているが、しかし、現実は会長の提案した現状であり、それぞれが、この1年で改善策を模索することを確認して解散した。このような現状は、英米文学同窓会のみならず、多くの同窓会が持つ課題であろう。校友会としても取り組む課題ではなかろうかと感じた。