7月21日(土)16時から、宮城県仙台市内の仙台ガーデンパレスにおいて「第37回 2014年度 宮城県校友会 総会・懇親会」が来賓・校友あわせて44名の参加で開催された。
総会は、千田芳文副会長('74・文)の司会により始まり、はじめに下村泰雄会長('61・法)から挨拶があり、宮城県の東日本大震災の現状、校友大会の東北地区開催、そして10月に開催の大学女子駅伝(杜の都駅伝)について触れた後、立命館大学校友会による復興支援事業に対する感謝を述べられた。
続いて小木裕文立命館副総長からの挨拶あり、学園の多様でグローバルな学びの場づくり取り組み、大阪いばらきキャンパスの紹介など、立命館大学の現状についての話があった。最後に未来人財育成基金が後輩である学生達を応援する重要な基金であることを説明し、協力を呼びかけた。
次に、校友会本部を代表して福元寅典副会長('72・経済)から挨拶があり、初めに東日本大震災で被害を受けている方々へのお見舞いを述べられた。続いて未来人財育成基金について報告・説明、協力のお願いがあり、先輩が母校に学ぶ後輩を思い、支える支援である「未来人財育成基金」への継続的な支援・協力を呼びかけた。
議事に入り、2013年度活動と収支決算報告、2014年度活動計画と収支予算案の報告があり、拍手をもって全会一致で承認された。会則の改正、役員改選についても拍手をもって承認された後、新体制の役員の紹介がされ、総会は終了した。
続いて、復興支援特別委員会前委員長の辻寬校友会顧問('62・法)による「大震災に学ぶ ~阪神・淡路大震災から20年、東日本大震災から4年~」をテーマにした講演が行われた。
講演の中で阪神淡路大震災発生時に兵庫県庁で本部長として復興支援に携わった経験を交えながら、東日本大震災からの復興の難しさや課題などについて話し、参加者たちは熱心に耳を傾けていた。
会場を移して開催された懇親会では、中澤輝博幹事('59文)の司会進行のもと、下村泰雄会長、小木裕文副総長、福元寅典副会長からの挨拶の後、大沼久明顧問('62・法)の乾杯の発声によってスタートした。
祝電が紹介された後、辻顧問や福元副会長、そして佐々木圭亮参与('77・産社)が経営する笹かまぼこ「ささ圭」からの差し入れが紹介され、大きな拍手が巻き起こった。
会の中盤には、当日集まった未来人財育成基金への寄付が校友会事務局に手渡された。
来賓である秋田県校友会の今野謙会長('72・法)、福島県校友会の桑原勇健会長('69・理工)からの自己紹介を含む挨拶のあと、総会に初参加の校友の紹介、映画「僕がジョンと呼ばれるまで」プロデューサー兼監督である太田茂氏('98・法)からの映画の紹介などが行われ、終止和やかな雰囲気の中会は進んだ。 終盤には千田副会長のリードで校歌・応援歌が斉唱され、佐々木靖子副会長('76・文)の閉会のことばで会は盛会のうちに終了した。
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