11月2日(土)19時より、リーガロイヤルホテル小倉において、第30回北九州校友会総会が開催された。総会には、地元の校友にくわえ隣接する福岡県校友会、大分県校友会からの6名の代表や、同志社、関大、関学など各支部からの来賓など、総勢73名が参加した。
第一部は総会。福岡賢司氏(1986法)の司会進行のもと、児玉國廣副会長(1967経営)の開会の挨拶の後、藤田卓也会長(1979経済)より、「校友会は今や32万を擁する組織となり、昨年より未来人財育成基金を創設し、後輩・母校支援を進めている。私は、全国の都道府県校友会長の中でも最年少ではあるが、若い力を生かして北九州校友会の発展のため、がんばって行きたい。本日は、世代を超えて交流してほしい」との挨拶があった。
黙祷の後、中島禎一副会長(1983産社)より事業報告および会計報告と中西あき副会長(1985文)より監査報告があり、拍手で承認された。
第二部は講演会。立命館大学生命科学部長による「南極の大自然と生き物たち」と題して講演が行なわれた。はじめに、大学代表として学園の近況を交えての挨拶の後、講演会となった。講演では、300枚を超えるスライドを巧みに駆使し、南極での越冬隊員としての生活や自然、動植物の生態などをウィットに富む話とともに紹介され、参加者は楽しいひと時を過ごすことができた。
第3部は、懇親会。司会は、篠原元樹副幹事長(1997理工)栗林奈津子幹事(2003産社)が担当。はじめに新山哲生副会長・実行委員長(1982経営)より「多くの校友の力を結集したいと考えており、特に若い力と女性の力を生かしていくことをモットーに活動をこれからもしていきたい」との挨拶があった。続いて、福元寅典校友会本部副会長・鹿児島県校友会長より「大学、後輩、校友で三輪車となって、決して倒れない強固なものをつくって行きたい。そのためにも未来人財育成基金や東日本大震災復興支援にご協力をお願いしたい」との挨拶があった。また、三並高志APU事務局長からもAPUの現況についての報告を交えての挨拶があった。この後、奥野照章顧問(1966法)の乾杯発声で開宴となった。
その後、新卒者・初参加者により自己紹介があり、テーブルを超えて一層交流は深まっていった。
こうして瞬く間に時間が過ぎフィナーレは、広島県校友会より翌日がご自身の結婚式という大変忙しい中を駆けつけていただいた元応援団・リーダ部長の名越陽介さんが、前口上・演舞の一人二役を務め、応援歌・寮歌斉唱をリード。引き続き名越部長は立命、同志社、関大、関学の各校へのエールを送った。名越部長の演舞とエールに参加者は皆酔いしれ、盛大な拍手・歓声が沸き起こった。
最後は、中西あき副会長による万歳三唱の後、田村茂彦副会長(1982経営)の閉会の言葉でお開きとなった。
立命館大学校友会事務局からは、田中康雄事務局長が出席した。