10月24日(土)午後6時30分より、小倉ステーションホテルにて「第27回北九州校友会総会・懇親会」が開催された。同校友会は隔年で総会を開催しており、今回は2007年以来2年ぶりの総会開催となる。
内川昭司副会長(S33法)の開式の辞で始まった第一部総会は、藤田卓也副会長(S54経)が司会進行を担当。主催者を代表して高藤昌和会長(S31経)より「本校友会は、総会開催以外にも、青年部校友を中心として新人歓迎会、駅伝応援等のイベントに取り組んでおり、幅広い世代から多くの人が参加することにより北九州の校友会活動はますます活発化している。校友がより一層協力連携しあい、母校の更なる発展に貢献したい」との挨拶が述べられ、初村雅敬幹事長(S53経)による事業・会計報告では、同校友会がホームページによる広報を積極展開しており、この2年間の情報発信数が113件を数えたことなどが報告された。
ついで役員改選が行われ、今回の総会をもって勇退する高藤会長の後任に、奥野照章氏(S41法)が就任することが満場一致で可決され、奥野新会長より「これまで長年にわたり本校友会の活動に参加してきた経験を活かし、更に本会活動を発展させていきたい」と抱負が述べられ、高藤会長には清家邦敏校友会本部副会長・福岡県校友会長をプレゼンターとして記念品が贈呈され総会は終了。
第二部懇親会は、来賓の紹介(10名)が行われ、まず、本郷真紹立命館副総長より、学園の近況が報告されるとともに「18歳人口の減少により今後ますます大学間の入学生獲得競争は熾烈化していくが、校友の皆様自身が本学での教育に納得・満足されていることが、何よりも社会的評価の礎となる。今後も校友の皆様と緊密な協力関係を構築していきたい」との挨拶が寄せられた。引き続き清家校友会本部副会長からは、校友会活動の現況ならびに前週に開催された福岡県校友会総会や職域開拓を基軸とした新規・若手校友参加の方策が披露され、昭和41年から継続的に参加されている伊豆善也顧問(S27経・元福岡県議会副議長)の乾杯発声により懇親がスタート。
全体で約80名を数える参加者のうち平成卒の校友参加が4割程度を占め、各テーブルでは世代を超えた活発な交流が繰り広げられ、青年部幹事の田邊裕氏(H11営)および栗林奈津子氏(H15産)の進行によるアトラクションでは、
今回初めて参加した校友の紹介と立命館在学時代のエピソードインタビューが展開され、新校友からユーモア溢れる回答が飛び出すなど会場は大いに沸き、APUOGで同校友会活動にも参加されている、鈴木利枝氏(H21APS)の津軽三味線演奏、バルディー・アフジャー氏(H16APS)の民族舞踊により盛り上がりはクライマックスに達した。
会の終盤、会場内で参加者全員が肩を組み輪になって応援歌『グレーター立命』を熱唱ののち、当日参加した女性校友全員が壇上に上がり、「この日のために児玉國廣副会長(S42経)より直々に指導を受けた」という坂本智恵子会計(H19法)のリードによる万歳三唱を行い、児玉副会長および中島禎一副会長(S57産)による閉式の辞により懇親会は終了したが、会場を移り開催された二次会にも総会・懇親会参加者のほとんどが参加し、深夜まで活発な交流が繰り広げられた。
なお、校友会本部事務局からは、武田敦校友会事務局長・社会連携部次長、ならびに野村慶人、大西克樹の2名の校友・父母課員が参加した。