2014年8月2日(土)15時から、ニューウェルシティ宮崎ホテルにおいて、平成26年度立命館大学宮崎県校友会総会に先立ち、「平成26年度九州ブロック会議」が開催された。台風が接近しているにも関わらず、九州地域にある都道府県校友会から19名の代表者が会議に出席した。九州ブロック会議は、九州各県が各年度輪番で、その開催県の総会に重ねて開催されており、九州域内での情報交換、合同事業、発展方針などについて交流する会議である。冒頭の高橋一身ブロック会長・宮崎県校友会会長(1973法)の挨拶に続いて、開会となった。
会議は九州女子会の開催企画、女子校友の活性化プラン、若手校友向けのイベントの取り組みや立九会(九州ブロックゴルフ会)に関することを中心に、活発な意見交換を行った。そのほか、各九州地域の都道府県の「未来人財育成基金」への具体的取り組みの推進および現状確認など、各都道府県代表が意見を述べた。大学からは森島朋三専務理事(1986産社)および立命館アジア太平洋大学今村正治副学長(1981文)が出席した。
第1部の総会では、宮崎県校友会の成井富左子(1986産社)の司会で、橋口剛和副会長(1980法)による開会の言葉で幕を開けた。続いて、高橋一身宮崎県校友会会長(1973法)が登壇し、「宮崎県は人材供給県と位置づけられており、校友会の人的基盤および財政基盤も他の都道府県より弱い事情があるとは言え、未来の後輩のために、大学のために微力ながらぜひ貢献していきたい」と熱く語った。その続き、学校法人立命館森島朋三専務理事(1986産社)が来賓代表として、大学の近況、立命館大学OICキャンパスの設置構想および将来の展望を校友に紹介し、「立命館大学OICキャンパスの新設は大学将来の発展に関わる重要な戦略である。本来は京都で新キャンパスを建てることが理想だが、残念ながら京都で理想な土地を見つからず、大阪茨木市に建てることになった。京都以外の関西地域にキャンパスを設置しても、立命館は京都発の大学という初心を忘れることがありません」と力強くアピールした。続いて、総会の議事進行に入り、高橋一身会長が議長として選出され、それぞれの担当者が平成25年度の事業報告、会計報告、監査報告、今年度予算計画などが行われ、満場一致で承認された。その後、全員起立で校歌斉唱を行った後、立命館アジア太平洋大学を代表して、今村正治副学長(1981文)が登壇し、APUの国際化の取り組みおよび近況報告を行った。続いて立命館大学校友会を代表して、福元寅典副会長(1972経済)より挨拶を行った。福元副会長は「校友会の存在意義は二つがあり、一つは会員の懇親を図る。もう一つは母校の発展のため応援することで、現在の立命館に在学する九州出身の学生数は約2140名で、その後輩たちに我々は先輩として応援していかなければならない」と熱く語った。その後、本日各都道府県校友会、大学、校友会本部から総会に出席した来賓が司会者から紹介され、懇親会へ移行した。
なお、校友会事務局からは大場茂生事務局長、張楽校友・父母課員が総会に出席した。