6月14日(土)14時から、「平成26年度奈良県校友会総会~大きくひろげよう校友の輪~」が東大寺に隣接し、若草山を借景とする奈良県新公会堂にて、来賓を含めて230名参加のもとで盛大に開催された。
総会は、東田好史幹事('74法)、中井芳一事務局次長('69文)の2人の総合司会により開始された。
最初に、立命館物故校友への黙祷が行われた後、齋藤剛常任幹事('57法)のリードにより参加校友全員で校歌斉唱を行い、会場に歌声が響いた。続いて、絈井憲奈良県校友会長('69経済)より挨拶があり、「本日は、会場が満員となるほどの多くの校友に集まっていただいた。奈良県校友会は、全国6位の規模を誇る校友会として、第一に女性や若い人が気軽に参加したくなるような組織の活性化、第二に後輩・母校を支援する未来人財育成基金の募集、第三に東日本大震災復興支援活動の三点について今後重点的な取組みとして進めていきたい。みなさまのご支援・ご協力をお願いしたい」と挨拶された。
次に議事に入り、酒谷庄兵衛副会長('57経済)が議長に選出され、事業報告、会計及び会計監査報告、事業計画及び予算案について承認、了承された。
続いて、國廣常務理事による「立命館の目指すもの -課外活動- とりわけスポーツの重要性について」というテーマで記念講演が行われた。講演では、立命館学園の発展の経過や現在進められている「学園ビジョンR2020」を軸とした今後の学園像、現代の学生気質、立命館大学におけるスポーツ政策など多岐に渡る内容を分かり易く話され、参加した校友は興味深く聞き入った。
続いての懇親会は、中尾浩治事務局広報('84経済)、西川昌憲幹事('87経営)の司会で開会した。冒頭、川口清史立命館総長より「現在、2015年のOICの開設をはじめとして、衣笠、BKCでのキャンパス整備を進めている。R2020を機軸にグローバル人材の育成のための仕組みをつくり、新しい学園創りを広げようとしている。また、社会人が学べる大学をこれからは創っていきたいと考えている。今後とも校友の皆さまのご支援・ご協力をお願いしたい。」との挨拶があった。その後、公務多忙の中を駆けつけて頂いた仲川げん奈良市長('98経済)、猪奥美里奈良県議会議員('06 院国際)、佐藤由美子大阪校友会長('75文)より挨拶があり、続いて田中康雄社会連携部担当部長の乾杯の発声で歓談がスタートした。
当日は、新社会人を含む若い世代や女性校友も多数参加しており、先輩・後輩が世代や職業を越えて、会場の至るところで交流を深めた。
最後に、参加者全員が円陣となり、松本博文立命館大学応援団OB・OG洛翠会名誉会長('57理工)のリードにより応援歌斉唱をおこない、会は最高の盛り上がりを見せた。この後、漆正良副会長('69文)より中締めの挨拶があり、万歳三唱し、来年の再会を誓いつつ、お開きとなった。