2013年11月16日(土)15時から「プラザN(鹿児島市内)」において、総勢83名(来賓を含む)が出席して、盛大に開催された。
第1部の総会は、前迫栄二郎副会長('77経営)が開会を宣言し、校歌斉唱の後に始まった。福元寅典会長('72経済)は「学生、大学、校友会は三輪車の関係。校友会がしっかりと学生と大学を支えることがとても大事。」と挨拶を述べられた。その後、来賓が紹介され、来賓を代表して、髙橋英幸立命館常務理事、志磨慶子立命館常務理事・APU副学長、小野守通校友会副会長が挨拶した。続いての議事は、福元会長が議長を務め、事務局報告・会計報告・監査報告・役員改選が行われた。今回の改選で、①堀之内保典氏('68文)が副会長を退任、顧問に就任、②植村眞一郎氏('76理工)が新たに副会長に就任、③廣庭淳氏('76産社)が幹事長から副会長に、④日笠山繁樹氏('85法)が廣庭氏の後任として幹事長に就任した。この改選で、副会長を退任する堀之内氏への感謝状贈呈式が行われ、ご本人があいにく欠席であったことから植村氏が代理で受取り、後日堀之内氏に手渡されることとなった。
第2部の講演会では、講師に巻木晴男氏(鹿児島オペラ協会会員・前鹿児島県父母委員)を迎え、「ウィーン留学の思い出」と題した講演が行われた。巻木氏は、音楽科の教員として高校で教鞭をとる中で、かねてからの夢であったウィーンでの音楽留学を実現する機会に恵まれ、1年間留学することとなった。しかし、日本での音楽指導との差に大きなカルチャーショックを受けた一方で音楽の奥深さを改めて実感し、当時務めていた学校を辞め、ウィーンでの学業に専念することを決意し、結果として6年間の留学生活を送った、ということなど数十年前のウィーンの光景が鮮明に目に浮かぶお話をされた。
第3部の懇親会は、校友会の会場提供で協力をされている西中貴子さん('07経済)が司会を務めるなか、福元会長の挨拶に続いて、巻木ご夫妻によるオープニングステージが行われた。巻木令夫人のピアノ演奏で巻木氏が「花は咲く」を披露し、美しい歌声にみな聞き入っていた。その後、関関同3大学の鹿児島支部代表者が紹介され、それぞれ挨拶すると、いよいよ乾杯へ。参加者で一番若手の別府慎介さん('12経営)が乾杯発声役に指名され、緊張気味に威勢よく乾杯を発声し、懇親会が始まった。途中、指名された人が一言話す「校友紹介コーナー」や景品が当たる抽選会が行われ大いに盛り上がり、盛況のうちに終了した。
その後、1階下のフロアで準備されたスイーツ二次会へ。司会を務めた西中さんの妹さん(パティシエ)が作るスイーツに囲まれての「甘い二次会」では、大勢の方が参加し、ゆったりととした時間の中で更に交流を深めた。なお、校友会事務局より大西克樹校友・父母課課長補佐が出席した。