9月21日(土)15時より、いわき市内の「いわきワシントンホテル椿山荘」において、「立命館大学福島県校友会 平成25年度 総会・懇親会」が開催され、来賓を含む22名が参加をした。
大平直弘副会長('82・経済)の司会により進められ、最初に桑原勇健会長('69・理工)が挨拶をした。挨拶の中で桑原会長は東日本大震災後の福島の状況を交えながら、校友会による復興支援事業である東北応援ツアーや復興支援金について話し、今後も息の長い復興支援活動を続けてもらいたいと述べた。また、福島県校友会の現状に言及し、より多くの校友に参加したいと思ってもらえるような、素晴らしい校友会にしたいと話した。
続いて、学園を代表してAPUの副学長でもある志磨慶子常務理事('71・文)が、学園の近況の説明を含む挨拶をした。その中で、APUの設立の際には校友から多くの寄付金が寄せられたことに触れ、感謝の意を述べた。また東日本大震災についても話し、立命館スピリットで地道に真面目に復興活動に取り組む福島県校友に敬意を表した。
次に校友会本部を代表して小野守通副会長('69・経営)が挨拶をし、全国の校友会の現状について説明した。新潟県校友会の会長でもある小野副会長は、新潟県が隣県である福島県に大きな親しみを感じているという話を交えながら、福島県から新潟県に多くの方が東日本大震災の影響で避難されていることに触れ、東日本大震災で被災された方々に心を寄せていきたい、立命館大学校友会は被災した地域と人々のことを決して忘れないと話した。
議事については桑原会長を議長に進められ、三村智春幹事長('85・産社)より平成24年度事業報告ならびに収支決算報告が行なわれた。続いて、平成25年度事業計画案ならびに予算案、役員改選が説明され、参加者からの拍手によって承認された。
最後に役員改選によって副会長に選任された三村氏から、新卒の校友数、校友の被災状況などの福島県校友会の近況の説明、未来人財育成基金についての説明・協力依頼があった。
総会終了後には懇親会が行われ、菅本健一さん('03・経営)の司会のもと、吉田尚さん('81・経済)の乾杯によって開宴となった。
和やかな雰囲気の中、各テーブルでは近況報告などの会話が進み、会の中盤には出席者全員による簡単な自己紹介がなされ、会場は大いに盛り上がった。
会の終盤には仲川将史さん('05・法)のリードのもと参加者全員で校歌を歌い、続いて応援歌グレーター立命を輪になって斉唱した。
最後は横田道博副会長('75・理工)一本締めでお開きとなり、その後、参加者の多くは二次会へと向かった。
なお、校友会本部事務局から大西克樹校友・父母課員、古石章子同課員が出席した。