2010年11月6日(土)17時より、名鉄ニューグランドホテルの7階「椿の間」に おいて、平成22年度立命館大学愛知県校友会総会・懇親会「イヤーズミィーティング」が開催された。
11月の肌寒い気候にも関わらず、当日は約400名の校友が参加した。木村愛子事務局長(S54文)の司会で始まった総会では、まず開会宣言があった後、来賓や役員の紹介が行われ、続いて、新卒校友や始めて総会に出席した15名の校友が紹介され、参加校友からの温かい拍手で迎えられた。
林幸雄愛知県校友会会長(S48産社)からは、愛知県校友会や東海地域の校友会活動の近況報告を交えた挨拶があり、「この会を通して旧交を温め、新たな出会いを見つけてほしい」と参加校友にメッセージを送った。
来賓からは学園を代表して長田豊臣学校法人立命館理事長より、学園、及び高等教育の近況についての挨拶、校友会を代表して西村義行校友会本部副会長より、福岡で開催された校友大会など、校友会や校友会活動の近況にふれて挨拶があった。
続いて、会則により林会長の議事のもと、新澤隆副会長(S47法)より事業報告、小林禎志副会長(S62文)より会計報告が、渡邊敬文監事(S54営)より監査報告が行われた。また、伊藤享司副会長(S54済)より役員人事について、林会長の再任と、松永監事、渡邊監事の再任、そして横澤浩副会長(S58理工)が新たに監事に就任する案が提案され、すべて拍手で承認された。なお、後任の副会長人事については、後日HPにて結果を公表することが報告された。
総会と同じ会場にて行われた講演会では、中日新聞論説委員の島田佳幸氏(S60産社)より「コラムニストの世界」をテーマにした講演が展開された。最初に立命館で過ごした学生時代の思い出が語られた後、中東地域に駐在していた経験など、これまでの経歴が紹介された。現在のコラムニストのとしての日常については、ユーモアを交えながら、コラムが出来上がるまでのエピソードとして、ネタ探しの方法や、書くにあたって気をつけている点やテクニック、コラムに込める想い等が披露された。また、同時にコラム二ストとしての孤独や苦労話なども展開され、普段は聞くことのできない貴重なコラムニストの素顔に、参加した校友は聞き入っていた。
会場を、7階の「扇の間」に移しての懇親会では、開会宣言があった後、来賓の中山一幸三重県校友会長(S32法)と、大石育三静岡県会長(S42済)から挨拶があり、続いて成瀬正岐阜県会長(S51法)の乾杯のご発声で歓談が始まった。
歓談の時間では、会場に集まった多種多様な業界や世代の約400名の校友が、名刺交換をして新たなネットワークを広げたり、旧友同士で学生時代の思い出話や現在の学園の話で盛り上がる姿が会場に溢れた。また、司会者より、イヤーズミィーティングと並行して行われていた「中日対ロッテ」の日本シリーズの最新状況がアナウンスされると会場は大いに沸いた。
しばらくの歓談の後に、京小町踊り子隊によるアトラクションも行われ、色鮮やかな着物をまとって、様々な小物を巧みに操りながら繰り広げられる華麗な舞いが披露されると、参加校友は見入っていた。京小町踊り子隊には、現役の立命館大学の学生も多数参加しており、東海地域において校友と学生がつながる企画にもなった。
その後も、「クイズ王決定大会」などの誰でも気軽に参加できるアイディア企画が行われ、校友活動にちなんだ内容等に、参加校友は頭を悩ませつつも楽しみながら参加し、最終的に景品を手にした校友は笑顔を見せていた。会も終盤に差しかかると、伊藤副会長のリードのもと、参加者全員が肩を組んで校歌・応援歌を熱唱、会場の盛り上がりと一体感は最高潮に達した。その後、新澤副会長より中締めの挨拶があり、盛況のうちに会は終了となった。
また、会終了後も引き続き、場所を移して2次会が行われ、時も忘れて校友同士の交流は続いた。なお、校友会事務局からは、縄本敏校友会本部事務局長・社会連携部部長、壷井由紀校友・父母課課長補佐と、大西克樹、舩尾優一の2名の校友・父母課員が参加した。