2月26日(金)18時30分より、神戸市のホテルモントレ神戸キアロの間において、平成21年度朋命会総会・懇親会が開催され、来賓含め15名が参加した。(朋命会は神戸市教育委員会に所属する教職員を中心として組織される職域校友会である)
会は、岡本真一代表幹事(S58文・摩耶兵庫高等学校教頭)の司会進行、西台周平会長(S47理・烏帽子中学校校長)の挨拶により開会。岩田義正中学校幹事(S60理・舞子中学校)の指揮によるアカペラでの校歌斉唱、来賓の辻寛兵庫県校友会長の祝辞、大学からの近況報告の後、総会議事については平成20・21年度会計、および新会長の選出を含む22年度役員案が審議され、いずれも拍手による承認を得た。
岡本代表幹事より、諸事情があり20年度は総会を開催できなかったこと、また今回は年度末で卒業式シーズンであることも重なり参加を熱望しながらも校務の都合により止む無く欠席となった会員多数からの短信などが披露されるとともに、今回初かつ紅一点の参加となった岩隈順子氏(H17国・駒ヶ林中学校)の紹介が行われ、同会より熱烈歓迎の意を込めて花束が贈呈された。
懇親会は、前垣哲二顧問の乾杯発声でスタート。和気藹々とした懇談が進むなか、いつの間にかパンサーズTシャツにお色直しした岡本代表幹事の発案において、参加者一人ひとりがマイクを持っての近況報告が行わることとなった。
学生時代の経験や思い出、高校教諭会員から中学校・小学校教諭会員へのメッセージが披露される中、「昨年は開催されなかったので、もしや案内対象から外れたのではないかと心配した」「夫婦揃って会員であるが、今回は夫のみ参加となり妻が残念がっている」「日頃から本会の存在を誇りに感じており、今回は年度末の多忙な時期の開催ではあったが、(同僚の協力も得つつ)校務を何とか調整し本会に馳せ参じた」「これまでも講師として参加してきたが、今春教委に新採用となり次回以降は本会員として参加する」「同じ学校での勤務の際、同僚かつ校友として一緒に難局を乗り越えた先生との絆は何よりも大切である」等々、朋命会に対する熱い気持ちが多数寄せられ、都度、大きな拍手が沸き起こった。
終盤、全員で応援歌斉唱を行った後、定年退職により今回をもって勇退する西台会長が閉会挨拶に立ち、「本会のように、神戸市教委に所属する小中高養の教諭が年齢層を越えて一堂に会する機会は他の大学出身者には無いことで大変貴重。教育を取り巻く環境や勤務実態はいずれも大変厳しい状況であるが、会員校友同士が励ましあい知恵を出し合いお互い研鑽しながら、児童や生徒そして自身のために未来を切り拓いていってほしい」と後進に対する激励を行って会は中締めとなった。