2023年10月7日(土)14時から、プラザ洞津において三重県校友会総会・講演会・懇親会が開催されました(参加者150名・一部オンライン参加のハイブリッド方式で開催)。
3階「孔雀の間」で開催された第一部の総会は、堀井幸栄氏(’18年文)の司会進行で開会し、初めに校歌を斉唱。来賓が紹介された後、東博司会長(’69年経済)が開会の挨拶を行いました。 挨拶の中で東会長は「県内の進学校から母校立命館大学に進学する高校生が増えてきた。母校と三重県との結びつきが益々強化されてきていると実感している。偏に校友の皆さんのご活躍の賜物と考える」と述べた上で、「4年ぶりの本格的な対面での総会に150名もの参加者が得られたのは田嶋事務局長はじめ各会の皆様のご尽力のおかげ。心から感謝している」と謝意を述べました。次に来賓を代表して林幸雄校友会本部副会長が登壇され、コロナの5類移行を受けて各地の校友会が対面での交流を本格化し、かつての賑わいが戻りつつあることを紹介されました。そしてあらためて校友会の活動目的は「校友相互の交流と母校後輩支援」とおかれた上で、コロナ禍も学生たちの積極的な活動を支えた校友会未来人財育成基金への不断の協力を求められました。続いて森智広四日市市長(’01年理工)が登壇され、「四日市市出身である校友の東克樹投手(横浜DeNAベイスターズ)の活躍を大変嬉しく思う」と述べられるとともに、「第100回箱根駅伝への出場に挑戦する男子陸上競技部の心意気を誇りに思う。是非応援したい」とエールを送られました(中心市街地の活性化に向けたリニューアル工事、JR駅前への大学の誘致政策、11/18、19に開催されるB1グランプリ等の市政関連情報についても紹介がありました)。その後、総会議事となり、全てを拍手で承認。第2部の講演会に移行となりました。
講演会の講師は、2011年から10年間にわたり三重県知事を務められた鈴木英敬衆議院議員。「日本を守り、時代を拓く-永田町での奮闘記-」と題して約1時間にわたり、熱弁を振るわれました。
会場を2階「飛翔の間」に移して開催された懇親会は、三重県校友会副会長で中勢会会長である田中功氏(’81年経済)が開会の挨拶を述べ、続いて来賓の森島朋三・学校法人立命館理事長が登壇され、長く苦しかったコロナ禍の大学の様子を紹介されるとともに、2025年に立命館創始155年・学園創立125周年を迎えることを機に、OIC新展開(情報理工学部と映像学部の移転、ソーシャル・コネクティッド・キャンパス構想の具現化)、BKCにおける宇宙地球探査研究センターのプロジェクト推進およびWell-Beingの推進等、次世代研究大学として飛躍を遂げんとする母校の様々な改革について紹介されました。そして、第100回箱根駅伝出場に挑戦する男子陸上競技部について「大人が促したのではなく、学生たちが自分たちで挑戦することを決断した」ことに触れられ、「出場を目指して例年よりも厳しく長い夏期合宿を経て、力をつけてきた。大いに期待して欲しいし、挑戦を支えて欲しい」と支援の要請をされました。その後、東会長から森島理事長に校友会未来人財育成基金として10万円の寄付が贈呈され、三重県校友会副会長で、北勢会会長である伊藤澄夫氏(’65年経済)の乾杯発声で開宴となりました。4年ぶりの交流が活発に展開される中、若手校友の名進行のもと大抽選会が行われ、会は大盛況となりました。会場では募金箱を手に男子陸上競技部へのカンパを若手校友が集めてまわりました。毎年全日本大学駅伝に出場する男子陸上競技部を応援してきた三重県校友会ということと、過酷なスケジュールを覚悟の上で挑戦する同部に対し、多くの校友がカンパに応じました。縁もたけなわとなったころ、愛知県校友会の伊藤享司会長の口上に続き、事務局の大場が演舞する中、全員で応援歌グレーター立命を斉唱。最後は、三重県校友会副会長で三重県庁「立菖会」会長の松下功一氏が挨拶を行い、中締めとなりました。
なお、事務局として大場 茂生総務部次長が出席した。