去る7月23日(水)に立命館大学東京法曹会、東京校友会の合同企画「第17回・よくわかるシリーズ『ほう!Rits(法律)』」が、立命館東京キャンパスとオンライン併用にて20名を超える参加にて開催されました。
『ほう!Rits(法律)』は、これまで、講師の全員が立命館大学卒の東京法曹会所属の気鋭の弁護士・法務専門家が各講師を担当し、法律やその周辺の社会人として必要かつ学んで楽しい知識や経験談、知って得するノウハウを提供する学びの場として開催されてきました。
今回は、河嶋 彩氏(2012年法務研究科卒)に「家庭裁判所調査官のお仕事~家庭の法と心理~」をテーマにお話いただきました。
身近には知られていない、家裁調査官のお仕事の説明から、実際の業務の内容についてお話をいただきました。通常の裁判所と異なるところとして、少年事件等においては、非行原因の調査や再発防止の教育的な働きかけなども行っていくこととなり、一般的な法律知識ではなく、行動科学の知識・技法も重要になってきますが、河嶋先生は学部時代は文学部にて教育心理学を専攻されていたとのことであり、立命館にて学ばれたすべての経験が今に活かされていることを感じました。
また、初参加の方も4名いらっしゃって、恒例の懇親会を行い、こちらでも、セミナーでは聞けなかったお話や、法曹をはじめ、法律に興味を持たれている方々にて大変盛り上がりました。
次回は、今秋に鈴木雅人先生による「実務で使える法律文書」(仮)を開催いたしますので、ぜひ、ご期待ください!