2025年11月30日(日)18時30分から、ホテルグランヴィア京都「古今の間」において、立命館スポーツフェローが「森島朋三理事長・仲谷善雄総長を囲む集い」を開催しました。
会は、仲川将史幹事長の司会進行で、田中稔副会長が開会宣言を行い、次に応援団のリードで校歌を斉唱し、水田雅博会長の挨拶となりました。挨拶の中で水田会長は、先日の明治神宮野球大会で準優勝した硬式野球部や、2年連続で甲子園ボウル出場を決めたアメリカンフットボール部等、躍進する立命館スポーツの現状を報告するとともに、それを支えてくださる森島朋三理事長・仲谷善雄総長に対し、謝辞を述べました。続いて来賓挨拶となり、初めに森島理事長が登壇され、祝辞を述べられました。森島理事長は「立命館は、スタンフォード大学等、欧米のブランド大学のように、レベルの高い研究業績を上げる一方でスポーツも強い大学を目指したい。仲谷総長が立命館創始155年・学園創立125周年記念式典で宣言された『立命館は、2050年に世界に冠たる次世代研究大学・探求学園になる』という目標は、多様な人材が交流し、刺激し合う中で達成していきたいと考えている。指導者の皆さんのご尽力で、立命館スポーツ宣言に則った人材、すなわち多様な学園構成員の一翼を担うアスリート人材の育成をぜひお願いしたい。併せて『勝ち切る(高いレベルの試合で)』ことができる強化をお願いしたい。そのために必要な支援は惜しまない」と述べられました。森島理事長への花束贈呈後、登壇された仲谷総長は、体育会各部の指導者のご尽力への謝辞を述べられるとともに、先日東京で開催されたデフリンピックに触れて、「スポーツは人間の可能性を引き出してくれるということを実感した。今後は立命館の学生たちをそのような観点からもご指導いただきたい」と述べられました。仲谷総長への花束贈呈と来賓紹介を挟んで最後に門川大作校友会長が登壇され、「水田会長とは30~40年間にわたり一緒に仕事をしてきた。命がけでスポーツに取り組んできた人間は、仕事ができるということを目の当たりにしてきた。抜群の行動力、決断力だった。人間形成上スポーツというものは極めて大切である。是非引き続き学生の成長支援にご尽力いただきたい」と激励を込めた挨拶をされました。
正徳孝夫副会長の乾杯発声でスタートした懇親会では、学生の指導方法や学生とのコミュニケーション方法等について、情報交換が行われたり、森島理事長、仲谷総長との積極的な交流が行われたりしました。また、仲川幹事長の計らいにより壇上で各部のPRが行われたりもしました。
宴もたけなわとなった頃、応援団が再び登壇し、ファイトオンステージを披露。最後は参加者全員が肩を組んで応援歌グレーター立命を熱唱し、藤岡重樹副会長の挨拶で中締めとなりました。
なお、今回新たな取り組みとして、会に先立ち現場の指導者である各部の監督・コーチ会議が開催されました。上田憲嗣学生部長(スポーツ振興担当)から、ミニ講演会と題して競技能力伸長に資するトレーニング方法など新たな知見が紹介されました。それを受けて活動拠点ごとのグループで意見交換が行われました。指導現場と一体となり母校とともにスポーツ政策を紡いでいく立命館スポーツフェローの思いが体現された取り組みとなりました。

















