11月16日(日)13時30分より、長野県松本市の「ホテルモンターニュ松本」において「2025年度 立命館大学長野県校友会総会・講演会・懇親会」が開催され、県内各地の校友に加え、関東甲信越の校友会からの来賓など計56名が参加しました。
第一部「総会」は、上条雅和氏(’00経済)の司会で進行され、赤羽稔副会長(’74経営)の開会のことばで開式しました。校歌斉唱、物故者への黙とうの後、土屋勝浩長野県校友会会長(’89法)が挨拶し、君島東彦・立命館大学国際平和ミュージアム館長を招いた講演会の意義や、長野県上田市の「無言館」と同ミュージアムとの協定について紹介しました。また総会が隔年開催であることに触れ、今日この日を参加者同士が懇親を深める場としてほしいと述べました。
続いて、学校法人立命館の志方弘樹専務理事より来賓挨拶が行われました。創始155年・学園創立125周年記念式典の開催報告、宇宙地球探査研究センターを軸にしたJAXA・トヨタとの連携による先端研究の推進、J-PEAKS事業採択による社会課題解決型研究の展開などが紹介されました。また、長野県出身学生の活躍にも触れ、硬式野球部の明治神宮野球大会での奮闘が、大学全体の盛り上がりにつながっていると述べました。
立命館大学校友会の林幸雄副会長からは、「オール立命館校友の集い2025」が盛況のうちに開催されたこと、長野県校友による未来人財育成基金への多大な支援への謝意が述べられました。また、6月7日(土)の「2025年度幹事会」において、未来人財育成奨励金支援団体出身者が新卒幹事として加わり、「循環型支援」の輪が広がっていることが報告されました。
議事においては、土屋会長が議長となり「2024年度の活動報告・会計および監査報告」が説明され、了承されました。続いて「2025年度活動計画・予算案」が提示され、いずれも承認されました。続いて、舟橋岳示氏(RFS)('88法)より未来人財育成基金の現状報告と寄付募集の案内があり、最後に内岩望副会長(’81理工)が閉会のことばを述べ、第一部を締めくくりました。
第二部「講演会」では、立命館大学国際平和ミュージアム館長・君島東彦教授による「立命館と無言館をつなぐ」と題した講演が行われました。「なぜ京都の立命館大学が国際平和ミュージアムを設置しているのか」「戦没学生記念像 わだつみ像の経緯」「国際平和ミュージアムと無言館の出会い」「両館の連携と今後の展望」について丁寧に解説され、両館が現代社会における「平和責任」を考える場であることが強調されました。参加者は熱心に耳を傾け、メモをとりながら講演を聴講しました。
第三部「懇親会」は、梅野文子氏(’78産社)の司会で進行しました。土屋会長の挨拶に続き、群馬県校友会・岩崎明会長('94法)の乾杯発声で開宴しました。宴もたけなわの頃には「抽選会」が行われ、信州の秋の味覚や立命館グッズを受け取った参加者が一言スピーチを述べ、和やかな雰囲気で交流が深まりました。
最後には、長野県の県歌「信濃の国」を全員で合唱し、続いて応援歌「グレーター立命」を熱唱しました。また同時刻に行われていた明治神宮野球大会で硬式野球部が勝利したとの報告が校友会事務局よりあり、会場は一層盛り上がりに包まれ、懇親会は盛会のうちに閉会しました。
なお、校友会事務局からは田中翔大課長補佐が出席しました。


























