11月15日(土)、佐賀市「HOTELグランデはがくれ」にて「オール立命館佐賀県校友のつどい2025」(参加者:36名)が開催されました。
第一部の総会は、中島 一之事務局長('80経済)の開会宣言で始まりました。はじめに、この一年間にご逝去された校友への黙祷が捧げられ、続いて校歌を斉唱。校友会活動の原点を確認する厳かな雰囲気の中で総会がスタートしました。
続いて梅田 一成会長('80経営)が挨拶に立ち、33回を迎えた「佐賀県青春寮歌祭」への参加状況について報告されました。今年は立命館から12名が参加したものの、年々参加者が減少しており「だんだん寂しくなっている」と率直な課題意識を示されました。
また、佐賀県内で関西学院、同志社、立命館校友会の交流が深まっている状況に触れ、関西学院が呼びかけた「有明海干潟清掃ボランティア」へ立命館校友が6名参加したことを紹介。「これまで関関同立で共同することは多くなかったが、非常に有意義な活動であった」と述べられました。さらに、同志社・関学ともに総会参加者の確保に苦労している現状を共有し、「人数減少に対応するためにも、関関同立で協力しながら工夫した活動を続けていきたい」と今後への決意を語られました。特に青春歌祭では「3校合同でステージに上がり40名規模で歌うことで迫力を出す」構想を提案され、参加者から賛同の声が挙がりました。最後に自身の学生時代、ワンダーフォーゲル部で寮歌を歌い続けていたことに触れつつ、「今日一日、最後まで仲良く楽しく盛り上がりましょう」と結ばれました。
続いて、来賓3名よりご祝辞がありました。立命館大学の岸 道雄副学長からは、立命館学園が今年、創始155年・学園創立125周年を迎えた節目にあたり、10月18日に京都国際会館で開催した記念式典の様子に触れ、彬子女王殿下による特別講演、立命館大学交響楽団の演奏と池坊専好氏のいけばなパフォーマンスなどを紹介し、「立命館は研究・教育の高度化を進める次世代研究大学を目指す」と語られました。また、2026年4月開設の「デザイン・アート学部」、びわこ・くさつキャンパスの「宇宙地球探究研究センター(ESEC)」の取り組み、硬式野球部の明治神宮大会への出場と初戦突破の活躍、国家公務員総合職試験・公認会計士試験での好成績も報告されました。
続いて、立命館大学校友会の茨木副会長より、10月18日の「Re-Union卒業式」では2019年度にコロナ禍で卒業式を実施できなかった多数の卒業生が参加し、「忘れ物を取りに来た」と喜ぶ声があったことを紹介。また佐賀県校友会から未来人材育成基金へ多くのご支援が寄せられていることへの御礼を述べられました。
続いて、立命館アジア太平洋大学(APU)の石坂副事務局長は、APUが今年25周年を迎えること、170以上の国・地域から学生を受け入れている国際性を説明。今回、佐賀県有田町と連携し、有田焼をテーマにした課題解決型の国際プロジェクトを実施中であることを紹介されました。また「初期卒業生の子どもたちがいよいよ大学進学世代を迎える。二世の入学が始まれば、校友会ネットワークはさらに強固になる」と語られました。
続いて、学校法人立命館 大前総務部次長、立命館大学福岡県校友会の大賀幹事・細田幹事、関西学院同窓会佐賀支部の諸島支部長、同志社校友会佐賀県支部の森副支部長の来賓紹介が行われました。また、学校法人立命館、森島理事長・仲谷総長、立命館大学校友会長 門川大作様からの祝電が披露され、校友への感謝と今後の発展への期待が寄せられました。続いて、未来人材育成基金に関するご依頼、事業・会計報告等の確認をもって総会を終了。記念撮影は2階写真室で行われました。
第二部の懇親会は、白武 悟顧問('68経済)の乾杯発声で開宴し、和やかな雰囲気のもと開宴し、歓談の中で初参加の4名が自己紹介を行いました。
宴もたけなわとなったころ、参加者全員で輪になり、応援歌「グレーター立命」を熱唱し、伊香賀俊介氏('74産社)の万歳三唱で中締めとなりました。


















