2025年11月15日(土)、奈良県コンベンションセンターにて「第6回奈良県ファミリー会」・「2025年度奈良県校友会総会ならびに懇親会」が同日開催された。
「奈良県ファミリー会」では現役学生及び父母向け就職応援セミナーと個別相談が実施され、約20名の学生・父母が参加した。就職応援セミナーは奈良県校友会が主催し、2017年度から実施している企画である。地元(奈良)での就職を検討している学生やその父母が、奈良県で採用担当をしている校友の採用する側の視点や奈良県の企業に就職した若手校友の就職活動の体験談を聞き、就職活動への不安の解消や就職活動の進め方を学ぶことを目的に開催されている。
奈良県校友会の中尾卓矢氏(’10経済)の司会進行により、来賓および主催者紹介の後、奈良県校友会の柴田 順夫会長('81経営)が挨拶を行った。まず立命館大学キャリアセンターの船尾優一課長補佐が就職活動におけるスケジュールや立命館大学の進路・就職の概況について説明し、その後、奈良県庁、奈良市役所、南都銀行、奈良県警察の若手校友による就職活動体験報告が行われた。若手校友の中には、在学時にファミリー会に参加し、個別相談をしたことがきっかけで就職先のOBと繋がった校友もおり、まさに循環型の支援文化が醸成されている。セミナー後には個別相談が行われ、学生からも積極的な質問が寄せられた。
「奈良県ファミリー会」と並行し2025年度奈良県校友会総会が開催され、第一部の総会では約120名が参加した。株式会社京都放送 宮本英樹アナウンサー(’84産社)の司会進行でスタート。黙祷・校歌斉唱の後、柴田順夫会長より開会挨拶があった。続いて、飛鳥井雅和立命館大学校友会顧問(’64法)より来賓挨拶では、11月23日の校友会設立記念日や校友会の成り立ちに触れ、母校へのさらなる支援呼びかけがあった。議事では、柴田順夫会長を議長に、田中敦事務局長(’88経営)より2024年度活動報告・収支監査報告、2025年度活動計画・予算案が報告され、いずれも拍手をもって承認された。
続いて、国際女子相撲選抜世界大会で何度も優勝を飾っており、現在はコーチ兼選手として活用されている山中未久氏(’16スポ健)による講演会が行われた。女子相撲の第一線でご活躍されるまでの道のりや相撲の魅力について語られ、会場からは大きな拍手が送られた。
第二部の懇親会は、「奈良県ファミリー会」に参加の学生・父母、総会参加の校友が一緒に親睦を深めた。宮本英樹アナウンサー司会のもと、柴田順夫会長による開会挨拶があり、中本大副学長による来賓挨拶の後、奈良市長の仲川げん氏(’98経済)のご発声により開宴した。途中、壇上での校友会紹介があり、職域、地域など様々な属性の校友会が自分たちの校友会の魅力を発表し、会場は大いに盛り上がった。最後は学生・父母・校友一同が輪になって応援歌の斉唱の後、奈良県校友会の東晋也副会長(’95国際)の中締めによって閉会となった。



















