2025年11月8日(土)、津市内のプラザ洞津において三重県校友会総会・講演会・懇親会が開催され、112名が出席した。当日は総会に先立ってリコネクト三重総会と中勢会総会・松阪会総会も3階「孔雀の間」にて開催された。
第一部 総会の司会進行は、リコネクト三重代表の藤原 理奈理事(’07経営)が務めた。冒頭、校歌を斉唱した。来賓紹介の後、田中 功三重県校友会会長(’81経済)が登壇され、本日三重県の校友がここに元気に集まれたことを祝うと共に、今日の総会・講演会・懇親会を人生の楽しみの一つとしてほしいと語った。
次いで来賓を代表して、学校法人立命館の木田成也理事より挨拶が行われ、まず三重県校友会の積極的な取り組みと日頃のご支援とご協力に深い感謝の言葉を述べられた。続いて2025年10月18日に開催された「立命館創始 155 年・学園創立 125 周年記念式典・記念イベント」を報告した。式典では記念講演として彬子女王殿下より「京都で学ぶ 京都に学ぶ」をテーマにご講話頂いた。次世代研究大学として「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されたことを報告した。
そして大学校友会を代表して林 幸雄校友会副会長が壇上に立たれ、10月18日の式典同日に開催された「2019年度リユニオン卒業式」・「オール立命館校友の集い2025」の報告を行った。校友会未来人財育成基金を通じた、在学生支援について御礼述べた。今年度は27団体が採択されたこと、学生ならではの目線で、フードロス解決・環境問題などの社会的課題の解決に取り組むといった、活動目標が立派であることを述べた。
祝電披露後の総会議事は、田中会長が議事内容の説明をおこなった。田嶋 等副会長(’73経済)のご報告や野崎 昌孝監事 (’89経営)の監査報告も含め各議案ともに拍手をもって承認された。終盤では田中会長から木田理事に三重県校友会が募われた未来人財育成基金のご寄付が手渡され、第2部の講演会に移行となった。
講演会の講師は、株式会社アルファドライブ 地域共創事業部プロジェクトマネージャーの石田礼子氏(’02経済)で、「人の可能性をひらき、地域の可能性をひらく」という演題で、ご自身の銀行員時代の話に始まり、地域の方々にビジネストレンドを発信すること。コミュニティを作ること。地域で起業家や企業で新規事業を立ち上げていく方を支援する仕事に行き当たったこと。再現性のある「型」で地域の産業振興を支援すること。人の可能性を拓くことが、地域の可能性を拓くことにつながる両輪の関係であることを語られた。質疑応答でも、活発な意見交換がなされ、三重県が途上にある分野としてインバウンドを取り込むことが新たな成長のカギとなると述べた。
懇親会は、中勢会会長を務める中林 雅史三重県校友会副会長(’88法)の挨拶から始まり、森 智広四日市市長(’01理工)による乾杯発声で開宴した。
各テーブルとも笑い声と笑顔が溢れる中、総会運営委員のメンバーも壇上で紹介され、会場は大いに盛り上がった。
その後、三重県校友会恒例の豪華景品も当たる、大抽選会が開かれた。景品は南勢会・松坂会の両会長より各当選者へお渡しされた。伊藤澄夫副会長('65経営)が提供された「1等:朝日屋のすき焼き肉」は、北勢会 南中事務局長より当選者に渡され、最後の「特賞:伊勢エビ」は三十三銀行校友会 山川憲一氏('83経営)より当選者へ渡され、商品を受け取った当選者は終始笑顔であり、懇親会会場は温かい雰囲気に包まれた。
賑やかな交流・懇親が進められ宴もたけなわとなった頃、愛知県校友会の伊藤 享司会長('79経済)が登壇され、力漲る演舞とリードで応援歌グレーター立命を会場一体となり熱唱した。
最後は服部浩三重県副知事('82法)が中締めのご挨拶をされてお開きとなった。
なお校友会事務局からは田中翔大課長補佐が出席した。




























