9月17日(水)広島駅隣接のシェラトングランドホテル広島において、2025年度広島県校友大会が開催された。
第1部広島県校友会総会は、石井 百恵氏('00産社)の司会のもと進められた。総会議事では、令和6年年度活動報告並びに会計・監査報告が行われた。その後、会則変更が審議され、議決された。令和7年度予算案と役員改選が行われ、承認された。
第2部懇親会では、校友の家族も含め107名が参加した。来賓入場後、司会は総会に続き石井氏が務め、初めに物故者を偲ぶ黙祷が行われた。
その後、参加者全員で校歌を斉唱したのちに、上野 康史会長('82理工)より「立命館の良さを卒業後に強く感じる。ここに集まった校友の繋がりを大切にしてほしい」と述べ、同席した校友同士での握手を促し、会場全体が母校を共にするという繋がりを体感した。校友が絆を互いに確認しあった。そして役員改選により新会長となった實田 泰之会長('89経済)に、広島県校友会をより一層盛り立ててほしいと述べた。
会長挨拶後、林 幸雄副会長(’73産社)より上野会長に感謝状と記念品が贈呈され、会場はあたたかな拍手に包まれた。
その後、来賓の紹介に移り、来賓を代表して学校法人立命館の本郷 真紹理事補佐が登壇された。はじめに学園の近況として、現在、R2030の推進の一環として「次世代研究大学」を目指し、大型研究費を獲得しながら、着実に研究実績を上げていることが紹介された。続いて、2025年が学園創立125周年の節目となることを受けて、西園寺 公望の政治・外交・教育に関するシンポジウムが開催され、その様子について報告があった。最後に、校友の皆様に対し、学生たちに良い影響を与える存在として、また学生を支える存在として、今後も引き続きご支援頂きた旨の呼びかけがあった。
林校友会副会長および同志社校友会広島県支部副支部長の牧野 圭亮様より、来賓祝辞が述べられた。
林副会長からは、未来人財育成基金への取り組みに対する謝意が述べられるとともに、同基金を原資とした活動資金により、学生たちがフードロスや環境問題などの社会課題に対し、自ら考え、解決策を模索・実践していることが紹介された。あわせて、この支援が「循環型の支援」であることが強調された。
さらに、2025年10月18日(土)に開催予定の「オール立命館校友の集い2025」について、コロナ禍により実施できなかった2019年度卒業式を、「リユニオン卒業式」として開催する旨の案内があった。
懇親会では、2025年3月に卒業した新社会人2名が登壇し、それぞれ堂々とした語り口で自己紹介を行った後、若さあふれる力強い乾杯の発声により、懇親会がスタートした。
会場の熱気が高まる中、毎年恒例のビンゴゲーム大会が開始された。司会進行を務めたのは、堀川 雅人氏(’94経営)と下川 絵美氏(’02理工)。お二人の軽快な掛け合いやトーク、映像に映し出される数字に、参加者は一喜一憂し、会場は大いに盛り上がった。多くの校友やそのご家族・お子様も参加し、笑顔と歓声に包まれた時間となった。
会場の盛り上がりが最高潮に達した頃、応援団OBによる迫力ある応援演舞が披露された。その後、参加者全員で「グレーター立命」および立命館校歌を熱唱し、会場の一体感がさらに高まった。
最後に、實田 泰之新会長より本会開催への謝辞が述べられたのち、参加者全員で上野 康史前会長に向けてエールが贈られ、盛会のうちに幕を閉じた。
なお、当日は事務局より田中 翔大課長補佐が出席した。