2025年9月13日(土)、新潟市のホテルイタリア軒と各自宅等をオンラインでつなぐハイブリッド方式により「立命館大学新潟県校友会 校友の集い2025」が開催され、コロナ禍以後最多、来賓等含め延べ73名が出席した。
定期総会は、片岡昇副幹事長(’91産社)の司会進行により、この一年間で把握した物故校友の皆さまに黙祷を捧げた後、校歌斉唱。続いて樋口和道会長(’78法)より、コロナ禍以後徐々に会の活動も活発化する中、関東甲信越ブロックや福島県との交流を引き続き深められたほか、去る8月には「立同関関」の新潟県関係校友による交流会も開催し、ますます交流の輪が広がっていること、来年度は新潟県校友会創立60周年となり、記念事業が行われることなどの話題を織り交ぜた開会挨拶があった。
続いて、学校法人立命館・本郷真紹理事補佐、立命館大学校友会・佐藤友美子副会長(’75文)より、来賓を代表して挨拶。この10月には創始155年・学園創立125周年の記念事業が行われ、併せてオール立命館校友の集いも開催されることが紹介され、改めて多くの校友の皆さまへの参加呼び掛けがあった。
祝電披露の後は、議事へ。渡邉剛幹事長(’91経営)より、前回総会以降の校友会活動の報告、会計報告、役員選任、今後の活動予定などの説明があった。特に2026年度の創立60周年については、記念事業実行委員会を立ち上げ、記念式典や母校訪問など、様々な記念事業を展開する旨、発表があった。
また今回は託児室を初めて設置でき、5名の児童・乳児を受け入れて、専門のスタッフの保育により保護者校友は子どもさんのことを心配することなく会に出席できるようになったことが報告された。
そしてオンライン出席の校友(2名)からもコメントをもらい、小畑正敏副会長(’71文)の閉会宣言で総会は終了した。
続いて、新潟県校友会関係の校友等が様々なテーマで話をする恒例の「校友スピーチ」では、今回、上越市出身で元文部科学事務次官の柳孝氏(’87法)が、「人間万事塞翁が馬~ピンチもチャンスも捉え方次第」を演題として講演した。立命での就職活動期から科学技術庁に入庁してからの紆余曲折、そして文部科学事務次官に就いて現在までの経験とその間に得たことなど、示唆に富む中身を非常に親しみのある語り口でお話しをされた。
記念撮影を挟んだ後は懇親会へ進み、ここからは託児室でお友達になった子どもさんたちも合流して大変賑やかな会となり、ますます「家族で楽しむ校友の集い」に。
懇親会の司会進行は、白石侑希青年部長(’13法)、近藤いずみ女性部長(’78産社)。小野朋子副会長・新潟県校友会創立60周年記念事業実行委員長(’92文)の開会宣言の後、来賓の神奈川県校友会・野口邦夫会長(’74法)が乾杯の発声。テーブルの各所で様々な交流が生まれていた。
会の中盤では、駒形哲也副幹事長(’03政策院)が勤める会社の季節限定酒を特賞としたビンゴ大会が行われ、その後はお馴染みの江川功幹事(’81経営)による「立命館アニバーサリー」が披露された。
そして、ダンス指導士・小柳沙紀幹事(’10国際)がコロナ禍を通じて創作した「グレーター立命体操」で体をほぐし、来賓の千葉県校友会・阿部敬史副会長(’85経済)のリードによる「グレーター立命」斉唱で、会の盛り上がりは最高潮に達した。
なお、「グレーター立命体操」は、10月18日「オール立命館校友の集い2025」で小柳沙紀幹事自ら出演して披露される予定。
中締めは、令和卒の中川達貴幹事(’23産社)、関根拓海さん(’24法院)、髙木杏珠さん(’24産社)の3名による万歳三唱で、校友、お子さんを含めた家族同士の交流をも深めた「校友の集い」は、お開きとなった。
なお、校友会事務局からは、立命館大学校友会の井上拓也事務局長が出席した。