栃木県校友会 早乙女恵幹事より開催報告を以下 の通り掲載いたします。
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9月6日(土)宇都宮市のホテルニューイタヤにて、2025年度栃木県校友会総会・講演会・懇親会を開催しました。2019年以来6年振りとなった今回、御年90歳の小谷肇初代会長(‘57経済)をはじめ往年の栃木県校友の諸先輩方、初参加の女子校友、コロナ禍以降に繋がった栃木県出身・栃木県に縁のある校友など現役学生3名を含む20代の若手校友まで総勢51名の参加をいただき華やかで賑やかな会となりました。ご家族での参加が5組いたことも嬉しくありがたく、会全体にアットホームな雰囲気を感じることができました。
第一部の総会では、(株)セント・フォース所属のアナウンサーである具嶋柚月氏(’19産社)が司会進行を務め、美しい声で華やかなスタートを切りました。開会の言葉を江田聡副会長兼幹事長(’92法)が述べ、続いて今年度より就任した武藤慶人会長(’92経済)が挨拶し、立命館大学伊坂忠夫副学長、立命館大学校友会茨木紀夫副会長より来賓のご挨拶を賜りました。校友会本部の井上拓也事務局長、立命館東京キャンパス真田睦浩所長、そして近年力強い協力体制で繋がりの深まっている関東甲信越ブロックの新潟県校友会、群馬県校友会、茨城県校友会、埼玉県校友会、千葉県校友会、神奈川県校友会、東京校友会の来賓紹介がありました。
役員改選に伴い、栃木県校友会の設立メンバーであり、長きに渡り校友会活動に尽力されてきた栃木県校友会前会長笠原朋雄氏(’69産社)に、校友会本部より感謝状と記念品の贈呈が行われました。ご臨席の奥様も、驚きと喜びの表情でみつめていらっしゃいました。閉会の言葉を木村篤史副会長(’85産社)が述べました。
第二部の講演会では、NHK元アナウンサーである川端義明氏(’75法)より「我が心の故郷 宇都宮」の講演をいただきました。RBC立命館放送局OB同士である江田聡副会長兼幹事長とのご縁によって今回の講演が実現し、川端氏が1980年から約5年間NHK宇都宮放送局に在局中の思い出やその後東京アナウンス室へ異動してからの様々なご活動・報道番組でのエピソードなどを流れるようにお話いただき、会場には爽やかな笑い声と納得のうなり声が交互に響いていました。
第三部の懇親会は、早乙女恵副幹事長の司会進行の下、逝去された栃木県校友へ黙祷を捧げ、笠原朋雄前会長・現顧問による乾杯のご発声で幕を開けました。それぞれの円卓ではイタヤ料理長の心のこもった料理を囲みながら、【立命愛と栃木愛】が放出するような熱く温かい交流が図られ、笑顔が溢れていました。若手校友自己紹介スピーチでは、20代の校友が今回の総会に参加したきっかけや現在の自分、今後の自分などを軽やかにスピーチし、皆からの拍手を浴びると共に栃木県校友会の明るい未来も感じられる場面となりました。
盛り上がりを見せる中、今年度未来人財育成奨励金対象の学生団体「みずのわ」の活動発表では、群馬県片品村エコロヴィレッジでの小水力発電推進のための事業紹介を代表の後藤碧生さん、副代表の牟田和史さん(共に理工学部機械工学科3回生)による小型モーターの実演も含め熱心かつ丁寧な発表に、皆が注目し、夢中で耳を傾けました。現役学生の現在進行形の活躍と実現可能な未来を感じるとても良い機会になりました。笠原朋雄前会長は発表後導かれるように席を立ち、「みずのわ」の後藤さんと牟田さんの手を握りしめ「ありがとう、ありがとう」と伝えていました。(この日、未来人財育成基金に協力していただいた校友の皆様、ありがとうございました)。
締めの挨拶をした石本隆明前副会長・現顧問(’69経済)からは「未来人財育成基金がこんな風に活用されていると知り、立命の後輩たちの姿に感動した」との力強い応援の声が聞かれ、3本締めにて会が閉じられました。
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なお、校友会事務局からは、立命館大学校友会の井上拓也事務局長が出席しました。