2025年8月30日(土)、第38回立命館学園会計人会 定期総会および令和7年度第1回研修会がホテルオークラ京都において、約30名の会計人会員が参加し、開催された。今年度もZoomによるウェブ配信を併用した。
総会では、開会のご挨拶として、植田卓会長(2007年院法)より、会員の皆様のご協力に対する感謝の意が述べられるとともに、11月22日に開催される「第27回全国大学会計人会サミット」への運営について、協力の依頼があった。また、新たに税理士資格を取得した同窓生に会計人会の存在を周知するとともに、若手会員を積極的に迎え入れる必要性が示された。
続いて、立命館大学経営学部長・木下明浩先生よりご挨拶があり、大学で実施されている寄附講座について、講師派遣などの多大な協力に対し、立命館学園会計人会への御礼の言葉が述べられた。
第38回立命館学園会計人会定期総会では、すべての議案が原案通り可決された。
令和7年度第1回研修会では、『経営者報酬と税務計画』をテーマに、立命館大学経営学部准教授・松浦総一先生を講師に迎え、契約理論と実証研究の両面から企業の報酬制度の変化についてご講義いただいた。
研修では、経営者報酬の変遷や種類、日本型インセンティブ報酬の設計についての説明があり、税務計画に関しては、税率の種類や役員給与を通じた税務計画のあり方、伏在税の具体例や、税の資本化についても解説がなされた。質疑応答では、活発な意見交換が行われた。
懇親会は、立命館大学法学部教授・望月爾先生の乾杯のご発声により開宴。芸舞妓も同席し、華やかな宴となった。
また、懇親会の中では、会計人会顧問である弁護士・三木義一先生(元立命館大学法学部教授/元青山学院大学学長)より、ご挨拶を頂戴した。
懇親会では、会員相互に交流がなされ、盛況のうちにお開きとなった。
なお、校友会事務局からは、田中翔大課長補佐が出席した。