8月23日(土)、岡山市のアークホテル岡山にて、第77回(令和7年度)岡山県校友会総会・懇親会が開催され、近隣各県から駆けつけた校友を含めて83名が参加した。
第一部の総会は、冨谷幸孝氏('01年 産社)が司会進行され、開会の辞、そして参加者全員での黙祷後、まずは平成27年度と令和5年度に応援団団長をされた小坂田晏敬氏(2018年 映像)・晃嗣(2025年 文)のご兄弟のリードのもと、全出席者で校歌斉唱をおこなった。その後、壇上には昨年度から会長にご就任された角南博和会長('76 経営)が立ち、酷暑が続きご多忙の中で参加された校友と来賓に対して謝辞を述べられた。そして岡山県校友会や近隣県との交流イベント等をご紹介され、今後さらに交流を盛んにして立命館の卒業生として良かったと思えるように、より一層の活性化をはかりたいとご挨拶された。
本日の来賓では、立命館大学の野口義文副学長、校友会代表として村上健治名誉校友(前校友会長)・飯田俊之副会長、校友会事務局の布施亮介、そして中国・四国地方の近隣各県校友会からの来賓として、香川県校友会、広島県校友会、広島県東部校友会、各々のご紹介があった。
来賓の大学代表挨拶では野口副学長が祝辞を述べられた。学生時代も今も監督として関わっておられるソフトボール部でのエピソードや岡山県とのご縁について触れられた後、
スポーツや文芸分野での学生・卒業生の活躍、各キャンパスの近況等を詳しくご報告された。難関資格取得試験でのめざましい合格者状況、BKCでのESEC宇宙地球探査研究センター、衣笠キャンパスに2026年4月に開設予定のデザイン・アート学部等の最新の話題もご紹介、文部科学省から立命館大学が採択された「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」等、多岐にわたる学園の最新の話題をわかりやすく述べられて会場は大きな拍手に包まれた。
校友会からは飯田副会長が登壇され、本日の盛会の背景には長年務められた守屋博司前会長(’70 産社)と角南現会長のご尽力の賜物と冒頭敬意を表された。そして校友会未来人財育成基金の歴史的経緯や最新の実績等を詳しくご紹介され、岡山県校友会のご協力に対して深く感謝を述べられた。また今年の幹事会での新卒幹事の活躍ぶりもご紹介され、10月18日に京都国際会館で実施される学園創立125周年の記念行事と「オール立命館校友の集い2025」にもぜひご参集くださいと熱く呼びかけられた。
総会議事に入り本行正視事務局長('88 法)より、事業報告・会計報告をはじめ、今年度の行事予定について報告され、いずれも拍手をもって承認された。
続いて、未来人財育成奨励金の受給学生による活動報告として、「学生団体BohNo(ボーノ)」の岡本章吾前代表と森口栞前会計がステージに上がり、ビジュアルな画像を使い詳細を紹介し校友会からのご支援について何度も感謝の言葉を述べた。
第2部の懇親会では、総会司会の冨谷氏からマイクを渡された前田智美氏('96年 法)と笠原真由子氏(2016年 経営)のお二人が司会進行を務められた。
冒頭、壇上には村上名誉校友(前校友会長)が立たれ、岡山県と校友会そして守屋前会長とのご縁と深い絆について述べられた後、杯高らかに乾杯の発声をされ、会場は熱い空気に包まれた。
さらにお楽しみ抽選会が開催され、岡山県の名産品や立命館グッズ等の賞品が多くの方々にあたるという高確率の抽選会で、鈴井陽子氏('90年 文)の楽しくテンポの良い進行で会場はさらに盛り上がった。
和やかな交流・懇親が進められ宴もたけなわとなった頃、参加者全員が会場いっぱいに広がる大きな輪となり、応援団団長を務めた小坂田晏敬氏・晃嗣ご兄弟が息の合った演舞でリードされ、参加者全員で肩を組み校歌・応援歌を斉唱し会場の高揚感は一気に高まった。
最後に吉田 茂平成会会長(’95 産社)が締めのご挨拶をされてお開きとなった。
なお立命館大学校友会事務局からは布施亮介参与が出席した。