2025年7月26日(土)16時30分より阿波観光ホテルにおいて、徳島県校友会総会・懇親会が開催され、来賓を含めて60名が参加した。
総会は、野々村拓也幹事長(’82文)の司会で進行した。冒頭、佐野義行徳島県校友会会長('81産社)が挨拶に立ち、徳島県校友会総会は、若手や女性も参加しており、校友会の中では立場の上下を設けず、共に語らい、母校が同じであることを再確認して、互いに仲間意識を深めていただく場としてもらいたいと語りかけた。
来賓として、立命館大学を代表して中戸祐夫副学長が登壇され、立命館大学の近況について述べた。中戸副学長は、立命館が「大阪・関西万博」のテーマ事業の中で唯一「教育」をテーマとする「いのちの遊び場 クラゲ館」に協賛していることを紹介。また、2026年度には新たにデザイン学部/研究科の開設を計画しており、大学の成長と新しい挑戦について語った。
続いて、校友会を代表して林幸雄副会長が挨拶された。林副会長は、10月18日(土)に開催される「オール立命館校友の集い2025」の案内を行い、特に2019年度卒業生に向けた「リユニオン卒業式」の開催意義について、参加した校友に説明された。
総会は会則に基づいて議事が進められ、役員の新体制が全会一致で承認された。
退任される八幡甫副会長(’69法)は、徳島県校友会の特徴として、先輩後輩で上下を作らず、互いに親しみを持ち、和気あいあいとした雰囲気を持つ校友会であることをあげ、その良さを強調した。
竹岡忠副会長('71法)は、これまでの校友会活動への協力に感謝を述べ、今後の更なる発展を祈念して締めの言葉を述べた。
その後、「私の陸上人生と陸上競技から得たもの」と題して、松本一恵氏(2010年経営、旧姓小島)による講演が行われた。
講演は、松本氏が陸上競技に関わる写真をスライドにして進行。松本氏は、小学校から始めた陸上競技を通じて、「自ら考え、行動すること」や「目標を定め、達成のために準備すること」の重要性を語り、立命館宇治高校で成長を実感した経験についても触れた。
また、立命館大学女子陸上競技部での駅伝では、校友会の先輩方から沿道で応援を受け、背中を押されたことを語った。そして、実業団時代を経て、引退後も再び目標を持って走り続けていると述べた。
講演の締めくくりでは、「自分一人で成長するのではなく、人との出会いによって自分は成長できている」と語り、参加者に深い感動を与えた。会場はその話に大きな拍手で応えた。
第二部の懇親会は、司会を土橋史氏(2013年政策)が務め、佐野義行会長より、参加者が同じ母校をルーツに持つことを強調し、参加者に気楽に楽しむよう呼びかけた。林幸雄副会長の挨拶の後、来賓紹介が行われ、仲田優晴(’72法)副会長による乾杯の発声で開宴となった。
参加者は立命館大学にゆかりのある地名が付けられた各テーブルで歓談、後半からは徳島県校友会恒例の大ビンゴ大会が行われ、景品である京都のお菓子があたった校友から、それぞれコメントがあり、会場は大いに盛り上がった。
最後に新校友から自己紹介をした後、元立命館大学応援団名越陽介(2009年政策、広島県東部校友会/元応援団)による学園歌、応援歌の熱唱が披露され、全員で斉唱し、会場は一体感に包まれた。
校友会事務局から田中課長補佐が出席した。