2025年6月28日(土)、山形市の山形国際ホテルにおいて、「2025年度 立命館大学山形県校友会 総会ならびに、北海道・東北ブロック交流会」が開催されました。校友や来賓を含む多くの参加者が集い、終始和やかな雰囲気のもと、盛会となりました。
総会は、山形県校友会・鈴木康介副会長('80経営)が司会を務め、議事の進行が行われた。山形県校友会・角田祐喜男会長('80法)より挨拶があり、これまでの校友会運営への協力に感謝を述べた。新たに参加された会員の紹介が行われた。新たに参加された校友には、会場より温かい拍手が送られた。
来賓祝辞では、立命館大学 岸道雄副学長より、大学の近況について紹介。立命館がめざす将来像として、「新たな社会共生価値を創造する次世代研究大学」、そして「創発性人材を生み出す大学」を掲げていることに触れられ、学園全体では「次世代探求学園」となることを目指し、その推進に取り組んでいることが語られた。研究分野においては、国内で初めて「宇宙での生存圏拡大」を主たるテーマとする研究拠点として、「立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)」を設立。最先端の学際的研究が展開されていると紹介された。
続いて、立命館大学校友会・柴田順夫副会長(’81経営)より祝辞を頂いた。冒頭、これまで校友の皆さまから寄せられてきた「未来人財育成基金」への継続的なご支援に対して、深い感謝の意が述べられた。また、学園創立125周年を迎える2025年には、立命館大学と同志社大学による伝統の「総合定期戦」が復活することが紹介された。さらに、世代や地域を超えて広がる、校友同士のつながりが大切であることについて語られ、10月18日に開催される「オール立命館校友の集い2025」への積極的な参加、ならびに2019年度卒業生を対象とした「リユニオン卒業式・パーティー」への参加についても、呼びかけがなされた。
議事に移り、議長は角田会長が務め、2024年度事業報告・決算報告・会計監査報告、2025年度事業計画(案)・収支予算(案)、会則改正提案の各議題において報告および提案が行われ、すべて承認された。また、役員の改選に関する議案も拍手をもって承認された。
続いて、未来人財育成基金の支援を受けている団体として、「立命館重機部」の代表、椙山百合花さんおよび粕田健人さんが登壇され、団体の活動内容について報告があった。お二人からは、未来人財育成奨励金に採択されたことにより、奨学金による経済的な支援に加えて、大学公認団体として認定を受けたこと、さらにはOBや大学関係者との新たなつながりが生まれたことなど、活動の幅が大きく広がったことが紹介された。
また、未来人財育成基金が学生の成長を力強く後押ししていることが、自らの経験を通して実感されていると語られ、深い感謝の気持ちが述べられた。その熱意あふれる発表に、会場からは大きな拍手が贈られた。
引き続き開催された交流会は、山形県校友会・後藤陽一幹事長(’99経済)の司会進行のもとに進められた。立命館大学校友会・馬場幸蔵副会長(’76産社)よりご挨拶があり、校友同士のつながりの大切さや、次世代を担う後輩たちへの支援の意義について述べられた。その後、馬場副会長のご発声により、和やかな雰囲気の中、交流会が開会した。
交流会では、山形県校友会・八鍬建三幹事(’78経済)による「山形のお酒紹介」が行われ、地元の銘酒の魅力が語られた。参加者はそれぞれのお酒を手に、交流の輪を広がっていった。
続いて、各道県の校友会代表が順に登壇し、活動紹介や現状報告が行われた。それぞれの校友会の個性や工夫が紹介されるたびに、会場からは共感や笑顔があふれ、互いの活動を共有し合う時間となった。
その後、元立命館大学応援団長・榮崇行氏(2006年産社)による応援歌「グレーター立命」の熱唱が披露され、会場は一体感に包まれた。
交流会の締めくくりとして、次回(2026年度)のブロック会議主管を務める岩手県校友会・宮 学会長('85文)より力強い挨拶があり、最後の中締めによって、交流会は笑顔と拍手に包まれながら終了した。
なお、校友会本部事務局からは井上拓也事務局長・田中課長補佐が参加した。