2025年6月28日(土)13時30分より、山形市の山形国際ホテルにて、「2025年度 立命館大学校友会 北海道・東北ブロック会議(通称:G8)」が開催された。
本会議は、北海道・東北地方の8つの校友会(北海道・東北海道・青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島)が連携を深め、情報共有および発信力の強化を目的として毎年開催されているものである。今年は主管を山形県校友会が務め、各校友会の代表者や立命館大学校友会からの出席者、事務局を含め、計41名が出席した。
会議は、山形県校友会・渡邊俊副会長('86理工)の開会挨拶から始まり、続いて校歌斉唱が行われた。主管校友会を代表し、山形県校友会・角田祐喜男会長('80法)より歓迎の言葉と、ブロック内の交流と連携が年々強まっていることへの期待について述べられた。
立命館大学校友会を代表して、柴田順夫副会長('81経営)より、本会議での意見交換や各校友会からの活動報告を通じ、より一層校友会活動を活発にしていただきたいとの期待が寄せられた。
報告事項では、各県校友会の会長から活動内容や現状報告、参加者紹介が順に行われ、各地域における取り組みが共有された。さらに、校友会事務局より「未来人財育成基金」の現況や、北海道・東北ブロックでの募金実績、2025年度特別募集の案内、母校後輩支援を目的とした新設奨学金の概要について説明がなされた。また、「オール立命館校友の集い2025」についても、開催概要が紹介された。
協議事項では、未来人財育成基金サポーター(RFS)に関する選出状況について確認がなされた。また、東北海道校友会・菊池貞雄幹事長('81産社)より、「オール立命館校友の集い2025」当日に予定されているブロック懇親会について案内があり、校友会事務局からも参加促進が呼びかけられた。
さらに、岩手県校友会・宮 学会長('85文)より、次回2026年度ブロック会議を岩手県で開催する旨の表明とあわせて、岩手県校友会の活動報告と今後の計画についての発表がありました。今後のブロック会議の課題についても活発な意見交換がなされ、実りある時間となりました。
閉会に際しては、馬場幸蔵副会長('76産社)より講評があり、「学園創立125周年という節目の年に、未来人財育成基金を通じた継続的な学生支援の重要性を改めて再認識し、さらなる支援の輪を広げていきたい」と語られました。
会議終了後は、ブロック会議参加者による記念撮影が行われ、その後、全体集合での写真撮影をもって、盛況のうちに閉会となりました。
<2025年6月29日(日) 北海道・東北ブロック交流企画「さくらんぼ狩り交流会」>
翌6月29日(日)には、北海道・東北ブロック校友を対象とした「さくらんぼ狩り交流会」が開催され、計34名(貸切バス乗車32名、現地合流2名)が参加した。
当日は朝8時、山形国際ホテル前に集合し、貸切バスで寒河江市の斎藤農園へと向かいました。9時から1時間にわたり、さくらんぼ狩りを体験。例年に比べ不作の影響があったものの、旬のさくらんぼをその場で味わう貴重な時間であった。お土産用のさくらんぼも別途用意を頂いた。
その後は瑞宝山 本山慈恩寺を訪問。天平18年(746年)に開山された東北最大級の祈祷寺院であり、当日は11年ぶりの本尊・弥勒菩薩の御開帳期間中という特別な機会に恵まれた。
昼食は「ひなの隠れ家 慈恩寺陣屋」にて、山形の風情豊かなそば懐石を堪能し、ブロックでの親睦を深める交流の場となった。