新潟県校友会幹事長 渡邉 剛様より開催報告を頂戴しましたので、以下の通り掲載いたします。
--------------------------------------------------------------------------------------------
恒例イベントとなった「春の園遊会」、2025年度は新潟市歴史博物館「みなとぴあ」内に移築保存されている登録有形文化財「旧第四銀行住吉町支店」を舞台に、県外からも4名の校友が駆け付けてくださり、総勢25名の皆さんが参加して開催されました。
今回は、同志社同窓会新潟支部長で国際食養薬膳師である高津もろみ氏から『旬の新潟を味わう初夏の薬膳~「心(しん)」を労わる』をテーマとした薬膳コース料理をご提供いただくとともに、関西学院大学出身で「みなとぴあ」館長である坂井秀弥氏から「旧第四銀行住吉町支店」についてご解説いただくという、非常に貴重な企画です。近年弊会が力を入れている同志社、関学の各校友会との交流にも、さらに繋がっていくような機会となりました。
白石侑希青年部長('13法)の司会により、まずは樋口和道会長('78法)から開会挨拶と乾杯。今回、県外から遠路お運びいただいた群馬県校友会の金井三千代さん('91経営)、栃木県校友会の早乙女恵さん('97産社)、大阪校友会の瀧本佳穂さん('18産社)、大久保快さん('20経営)からもご挨拶をいただきました。
高津氏から前菜、スープ、魚、肉といった薬膳コース料理を解説付きで次々に供していただきながら、他の参加者も全員が自己紹介。数十年ぶりに参加された校友や、この春に転勤で新潟に赴任されて今回初めて参加された校友など、近況なども織り交ぜながら話していただき、実に和やかな会となりました。また、今回も子どもさん連れが3組参加し、家族連れで楽しめる校友会を目指す弊会のイベントらしい、賑やかな会ともなりました。今年の弊会「校友の集い」は9月に開催する予定ですが、子どもさん同士でその時に再会する約束をした、という話も聞きました。校友はもちろん、家族参加の子どもさんたちにとっても楽しい会となったようです。
そして終盤には、館長・坂井氏と副館長・小林隆幸氏による建物解説と見学。1926(昭和2)年竣工というこの建物は、外観の列柱や営業室の吹抜など、当時の銀行建築の特徴をよく表しているそうです。参加者の皆さんも、ところどころに垣間見られる当時の豪奢な意匠などに驚き、関心を寄せていました。
最後に高津氏提供のデザートとコーヒーをいただき、記念撮影を行って、名残惜しくもお開き。「薬膳って精進料理のようなイメージを持っていたけど、実はお洒落で味もバラエティに富んでいて、日常の生活にもどんどん取り入れられそうなお料理なんですね!」「昭和初期の貴重な建築物を、よくぞ残していてくれました!」など、嬉しいご感想も聞かれました。
これからも皆さんで楽しめる行事として、新潟県校友だけでなく、関東甲信越やその他の地域、さらには立同関関の皆さんなども含めて、様々な繋がりを作っていけるような会になるよう、進めていきたいものです。
会場(旧第四銀行住吉町支店) 薬膳料理でのウェルカムパーティー
前菜盛り合わせ 佐渡サーモンの蓮葉包み蒸し 越の鶏のソテー
神楽南蛮味噌 黒炒り玄米のソース
(高津もろみ国際食養薬膳師) よもぎオイルソース
坂井館長、小林副館長による館内解説 県外からの女性の皆さんと