災害復興支援室よりご案内が届きました。
------------------------------
立命館大学の学生・大学院生12名が福島県相馬市・双葉町に滞在して行った、インタビュー&ライティングプログラム「相双ライターインレジデンス」の発信交流会を、2月11日(火・祝)15:00から京都駅前のキャンパスプラザ京都にて開催します。
このプログラムは立命館大学の学生・大学院生を対象に募集し、定員12名に対して43名もの応募がありました。学生たちは、相馬の食文化(あおさ)と、双葉の伝統文化(盆踊り)についてインタビューをし原稿を執筆し、今回の交流会で冊子のお披露目や発表をします。
【相双ライターインレジデンス 発信交流会】
◆開催日:2月11日(火祝)15:00〜17:15
◆場所:キャンパスプラザ京都(京都駅中央口から徒歩5分)
◆登壇:
・参加学生12名
・地域ゲスト3名
相馬:あおさ漁師 遠藤友幸さん
相馬:ホテル飛天 代表取締役 管野貴拓(たかひろ)さん
双葉:標葉せんだん太鼓保存会 会長 今泉春雄さん
・ライティング講師:LOCAL WRITE 磯木 淳寛(いそきあつひろ)さん
◆内容:
・学生たちが執筆した原稿を掲載した冊子をお披露目(20ページ)
・学生たちの見た相馬と双葉についての発表
・インタビューさせていただいた福島の方3名と学生とのクロストーク
・少しですが、相馬市のあおさをつかったスープやあられのふるまい
◆参加費:無料
◆申し込み: https://forms.gle/QdG8w89Gfv6J4Q2x7
◆詳細:note https://note.com/sousou_writer
2025年、東日本大震災から14年を迎えます。
福島県の沿岸部、通称「浜通り」は、
震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、
それぞれが再興への歩みを続けてきました。
事故から11年を経て住民の帰還が始まった双葉町。
原子力発電所から40キロ圏外に位置しながらも、
事故の影響で、漁業の制限を余儀なくされた相馬市。
状況こそ異なるものの、どちらの地域にも、
先祖代々受け継がれてきた文化を守り、
次世代に継承しようと奮闘する人々がいます。
また、「伝統を自分たちの代で途絶えさせるわけにはいかない」という思いは、
福島に限らず、多くの地域で共通する課題です。
そこで今回、「ふるさとの文化をどうつなぐか」をテーマに、
福島県相双地域(相馬市・双葉町)に滞在し、
福島の食文化や伝統文化に関わる方々へのインタビューを実施。
自らの故郷や地域とも重ね合わせながら、
学生たちが感じた福島を自分の言葉で伝える
――そんなプログラムを企画しました。
かつては、「血縁(血)」「出身(地)」によって受け継がれてきましたが、
これからは「知ること(知)」をきっかけとした
新たな繋がりも求められています。
実際に足を運び、人々の想いや取り組みを
“自分の言葉”で書き留め、発信していく。
そうした取り組みを通して、
震災後の福島に暮らす人々の想いと自身のふるさとに想いを馳せ、
自分にとっての大切なものを考える機会になればと思っています。
--------------------------------