9月28日(土)14時から、国宝松江城至近の「サンラポーむらくも」において、島根県校友会が総会を開催しました(参加者36名)。
第一部の総会は、和田 裕之事務局長('93経営)の司会進行で、初めに校歌を斉唱し、次に岡本 隆志会長('81産社)が開会の挨拶を行いました。挨拶の中で岡本会長は、校友会幹事として出席した6月1日に大阪いばらきキャンパスの新棟(H棟)で開催された幹事会のことに触れ、「会場となった教室(Learning Infinity Hall)は、まるで最先端企業のオフィスのような施設でした。母校の発展を実感する機会となりました」と述べました。そして「今後、校友会はブロック単位での交流を推進していくこととなります。10月23日の広島県東部校友会総会の際に開催される中国・四国ブロック会議があり、それに参加し、ブロック内校友会の方々と交流してきます。本日は主催される広島県東部校友会から名越 陽介さんが来賓としてお越しになっていますが、それも交流の一端であるということとなります」と校友会活動の新たな方向性について紹介がありました。その後、来賓紹介と祝電披露を経て、総会議事となりました。岡本会長を議長として、粛々と議事が進められ、全て拍手で承認されました。
第二部は、来賓の伊坂 忠夫副総長('85産社)が大学の近況を報告されました。冒頭、伊坂副総長は、毎年の出雲駅伝への応援、校友会未来人財育成基金へのご協力への謝辞を述べられ、その後、R2030チャレンジデザインに基づき、各キャンパスで展開されている(含む予定)事業推進状況について紹介されました。また、国家総合職試験で東京大学、京都大学に続く全国第三位となる84名の合格者を出したこと、今夏パリで開催されたオリンピックに出場した競歩の柳井 綾音さん(食マネ3)、セーリング競技で銀メダルを獲得した吉岡 美帆さん('14経済)、サッカー日本代表で出場した川崎 颯太さん('24産社)のこと、そして全国優勝を果たした軟式野球部、準硬式野球部等、学生と校友の活躍状況について紹介されました。
第三部は、校友会代表兼事務局として参加した大場 茂生総務部次長('89法)が、10月20日に開催予定の「オール立命館 校友の集い2024」の準備状況をはじめ、校友会未来人財育成基金を原資とした同奨励金の活用状況等、校友会活動の近況について報告を行いました。
休憩を挟んで行われた第四部の講演会は、山陰中央新報社の論説委員会で論説委員をお務めの岡田 素衣氏('99法)が、「書くということ~新聞記者の半生より~」というテーマで、学生時代の思い出、駆け出しの新人記者時代に先輩記者から受けた薫陶、市町村合併(「平成の大合併」)や選挙に関わる首長への取材経験から得たことなどを紹介されました。
第五部の懇親会は、合併前の八雲村村長時代に岡田記者から取材を受けた経験をお持ちの石倉 德章顧問('66経済)が、当時の思い出を紹介しながら乾杯を発声し、開宴となりました。和やかな交流の中、「オール立命館 校友の集い2024」の企画「立命江戸酒場~地酒サミット~」(場所:OIC FOOD PARK)にもご出品いただく予定である旭日酒造有限会社の寺田 幸一氏('96産社)、立命館大学が7位に入賞した2008年出雲駅伝に応援団副団長として参加していた広島県東部校友会の名越 陽介氏('09政策)、元旦の新聞広告(山陰中央新報社)を見て本日の総会に参加された和田 克美氏('75産社)、岡田氏の講演があると聞いて参加された荒木 正秀氏('82法)がそれぞれ挨拶をされました。宴もたけなわとなった頃、小田川 真一副会長・松江支部長('83法)の中締めの挨拶があり、最後に名越氏の演舞で参加者全員が輪になり、応援歌グレーター立命を力強く斉唱しました。