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富士山女子駅伝で女子陸上競技部が7年ぶり6度目の優勝!|立命館大学 SPORTS&CULTURE
12月30日(月)、2024全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)が開催され、立命館大学体育会女子陸上競技部が2時間21分9秒の大会新記録で7年ぶり6度目の優勝を果たし、全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)に続き、学生女子駅伝2冠を達成しました。
本大会は、富士山本宮浅間大社前をスタートし、富士総合運動公園陸上競技場をゴールする、高低差174mに及ぶ7区間43.4kmのコース。立命館大学は、「一意専心」のスローガンの下、2年間キャプテンを務めた村松灯選手(経済学部4回生)を中心に一丸となって日本一を目指しました。
右:太田咲雪選手 左:村松灯選手
2年連続で1区を任されたのは、太田咲雪選手(スポーツ健康科学部2回生)。3位と良い位置でチームの大黒柱、キャプテン・村松灯選手にたすきをつなぎました。4回生の村松灯選手にとっては、集大成となる最後の駅伝。「一意専心」、その言葉どおり2冠を目指すチームを鼓舞する力強い走りを見せ、後輩、森安桃風選手(経済学部1回生)にたすきを託しました。
たすきを受けた3区、森安桃風選手は初めての富士山女子駅伝ながら、区間賞の走りでトップに2秒差まで迫りました。続く4区の山本釉未選手(スポーツ健康科学部1回生)も1回生ながら、他大学の強豪選手を相手に区間新記録の圧巻の走りを見せ、チームは一気にトップに躍り出ました。
森安桃風選手 左:山本釉未選手
5区は最長10.5kmのコース。各大学のエースが集う5区を任されたのは、土屋舞琴選手(スポーツ健康科学部3回生)でした。最速ランナーの呼び声高い他大学の選手にかわされるも、自らのペースでリズムを刻むことに集中し、粘りの走りで福永楓花選手(食マネジメント学部4回生)にたすきをつなぎました。6区、福永楓花選手は、序盤から他を圧倒する積極的な攻めの走りを見せました。たすきを受けた際、トップを走る大東文化大学から31秒あった差を一気に縮め、6秒の貯金をつくる区間新記録の走りでアンカー・中地こころ選手(スポーツ健康科学部4回生)に夢を託しました。
土屋舞琴選手 右:福永楓花選手
最終7区は8.3㎞と2番目に長く、後半は急な上り坂が続く難コース。たすきをつないできた選手らの思いを背負い、中地こころ選手は栄光の坂道を駆け上がりました。そして、全員が待つ富士総合運動公園陸上競技場にトップで姿を現し、2時間21分9秒の大会新記録で優勝のゴールテープを切りました。
立命館大学は10月の杜の都駅伝とあわせ、2015年以来9年ぶりの学生女子駅伝2冠。全員が一丸となり、立命館らしい攻めと粘りの走りで悲願を達成しました。
中地こころ選手 胴上げされるキャプテン・村松灯選手
優勝後のインタビューで、杉村憲一監督は「杜の都駅伝と富士山女子駅伝の優勝を掲げて1年間取り組んできました。村松選手が中心となってチームをまとめ、有言実行で目標を達成してくれました。応援を力にかえ、全員で勝ち取った優勝です」と選手らへのねぎらいと感謝の言葉を述べました。
みなさまからの応援を受け、各選手は立命館らしい走りで学生女子駅伝2冠を達成することができました。今後とも、女子陸上競技部への力強いご声援をよろしくお願いします。
出場選手
1区(4.1㎞)太田咲雪選手(スポーツ健康科学部2回生)3位
2区(6.8㎞)村松灯選手(経済学部4回生)3位
3区(3.3㎞)森安桃風選手(経済学部1回生)区間賞
4区(4.4㎞)山本釉未選手(スポーツ健康科学部1回生)区間賞(区間新記録)
5区(10.5㎞)土屋舞琴選手(スポーツ健康科学部3回生)6位
6区(6.0㎞)福永楓花選手(食マネジメント学部4回生)区間賞(区間新記録)
7区(8.3㎞)中地こころ選手(スポーツ健康科学部4回生)区間賞